Facebook広告配信セグメント全種

Facebook広告で活用できるセグメント

Facebook広告は、SNSという閉じた世界に広告を配信するという、これまでの広告とは一線を画する広告媒体です。

Facebook広告の大きな特徴は、掲載先であるFacebook自体に、大量の濃い個人データが含まれているということです。これにより、ほかの広告媒体と比較しても、「こんな興味・関心を持っていてこういう状況」といったようなターゲティングをしやすい広告媒体と言えるでしょう。
また、Facebookの機能自体に共有・拡散が含まれているのも見逃せないポイントです。
これは、ターゲティングを精緻におこない、ユーザーの共感を得れば得るほど発生しやすいものになりますので、ターゲティングがおこないやすいFacebookにおいては是非抑えておきたいポイントです。
さて、Facebookでターゲティングを行う際、その切り口となるのが「セグメント」と呼ばれる単位になります。
ここではFacebook広告で利用できるセグメントについて、ご説明させていただきます。

地域・言語

お客さまの地域や言語でセグメントをかけることができます。

地域は特に特別な事情がなければ日本全国で問題ないかと思いますが、飲食店や小売店などでローカルなビジネスを展開されている方であれば範囲を狭めた方がより効果的なセグメントとなります。

ただ、言語に関しては注意が必要です。

広告配信側の考えからすると、日本語と設定しておきたいところですが、Facebookのユーザーはわざわざ自身の利用する言語を日本語と設定しているケースが少ないため、言語で絞り込んでしまうと配信対象者が極端に減る傾向があります。

年齢・性別・交際ステータスなどの個人属性

自身が販売するプロダクトがどんなユーザーに響きやすいかをあらかじめ把握しておき、その層に絞ったセグメントをおこなうことができます。

たとえば、化粧品であれば、一般的に女性に売れやすい、ブライダルであれば一般的に20代〜30代の女性に売れやすいなどの傾向があります。

これにあわせてセグメントを設定することで、出稿範囲を絞り、無駄なコストを削減することが可能となります。

もし、現時点でお客さま属性によるセグメントが思いつかない場合は、ほかのセグメントにて配信をするなかで蓄積されたデータを参照しながら、あとからセグメント設定をおこなうのもひとつの手法です。

趣味関心

Facebook広告でもっともよく利用するセグメントといえるでしょう。

Facebookは、お客さまの日頃のアクティビティやプロフィールから、趣味や関心を把握しています。

これによって割り出された趣味関心を広告配信側で指定することによって、その趣味関心を持ったお客さまに向けて広告配信をおこなうことができるのです。

この趣味関心は非常に種類が多く、あなたのビジネスに関連のある趣味関心はほかの広告媒体より見つけやすいといえるでしょう。

行動

お客さまの予定や、デバイス、どんなアプリを利用したか、どんなWebサイトを閲覧したかというような情報からセグメントをおこなうことが可能です。

あなたのプロダクトを購入・利用する人は普段どんなWebサイトを閲覧していて、どんな予定を組んでいるかを考えると、このセグメントは利用しやすいでしょう。

逆に、この行動セグメントに溜まっていくデータを活用して、データをもとにしたペルソナを作成するのも効果的です。

ペルソナとは、自社のプロダクトを購入してくれそうなお客さま像を、鮮明に設定し、そこから逆算しターゲティング手法を考える戦略です。
たとえば、自社のプロダクトをよく購入してくれる人は意外とyoutubeをよく見ているというデータが溜まったのであれば、それをペルソナに組み込むことでペルソナの制度を上げることが可能です。

また、Facebookピクセルと呼ばれる機能を利用して、自身のWebサイトにアクセスしたユーザーを補足することも可能です。
YDNやGDNで利用されているリマーケティング広告のようなことがFacebook広告でも実現可能なのです。

あなたのサイトにアクセスしたユーザーに対して、さらにセグメントをかけることで、より効率的な広告配信ができることもあるでしょう。

ただ、後述しますが、セグメントのかけすぎは表示される機会の減少にもつながりますので、表示回数とターゲティング制度のバランスを考えることが重要です。

効果的なセグメントの組み合わせを模索しよう

さて、ここまでFacebook広告で利用できるセグメントについてご説明させていただきましたが、これらのセグメントは必ずしも単体で利用するわけではなく、組み合わせて利用することもできるということを覚えておきましょう。

例えば、「男性かつ30代で、サッカーに興味がある」といった具合に、複数のセグメントを組み合わせることでより特定の層に絞り込んだアプローチができます。

しかし、先にも触れましたが、ターゲットを絞り込めば絞り込むほど、対象となるユーザーは減ってしまうため、広告が配信されるユーザーが限定されすぎてしまい、効率的な広告配信が実現できない場合が出てきます。

セグメントのかけかたについては、広告の精度と対象の多さについて、バランスを考慮しながら運用をおこないましょう。

ただ、こうした感覚は一朝一夕に身につくものではありませんので、さまざまなセグメントのかけかたをテストして、ベストな手法を探し出すという姿勢を持つことが重要です。