キーワードはどのように決めていく?知恵袋や参考になるサイトまで

SEO対策のカギはキーワードの選び方!


SEO対策に重要なのはキーワード選定ですが、このキーワードで検索結果の上位表示を狙うためにはどのようなキーワードを決めたら良いのでしょうか?
なんとなく思いついたキーワードで設定している、という方法だと、集められたはずのアクセスを逃してしまう可能性もあり、想定しているターゲットやニーズと自分自身の扱うコンテンツに対してのずれが起きる場合、SEO対策としても効果が発揮されなくなってしまいます。
このページでは、キーワードはどれだけ重要なのか、キーワードを決定する手順、キーワード選定を助けるツール、検索キーワードの種類などご紹介します。

検索キーワードは重要か?


検索キーワードとはいったいどのような役割を持っているのでしょうか? 

検索キーワードとは?

検索キーワードとは、ウェブサイトを訪れたユーザーが、検索エンジンにおいてどのようなキーワードで検索し、ウェブサイトを訪れたのか? というキーワードです。顧客が実際に流入したキーワードなので、流入キーワードとも呼ばれます。
Googleでは広告などではなく、キーワード検索によって自然にユーザーが流入するため、オーガニック検索(organic search)とも呼ばれます。

検索キーワードは重要!

検索キーワードを知ることで、どのようなキーワードでユーザーはウェブサイトを訪れたのかを知ることができるだけではなく、アクセス方法は広告だったのかオーガニック検索だったのか、とアクセスを分析する上では非常に重要です。
さらにこのキーワードがどのようなキーワードで検索が行われたかを知ることで、商品やサービス、自分のウェブサイトで選定したキーワードのズレを防ぐことができます。
「カレー」と検索するユーザーと、「東京 カレー」で検索するユーザーでは、求める目的がはっきりと異なります。
「カレー」と検索するユーザーは、カレーについてのレシピや知識を調べるために使われるキーワードですが、「東京 カレー」では、東京でおいしいカレー屋さんを求める際に使われるキーワードですね。

検索キーワードを選択する流れは?

検索キーワードをどのように決めたらよいのでしょうか? さまざまな意見があるかと思いますが、以下の3点を満たすキーワードは、正しい検索キーワードだと考えられます。

ターゲットを設定する

ペルソナ、という言葉を聞いたことはないでしょうか? ペルソナとは、想定されるターゲットユーザーを象徴する架空の人物のことで、
ペルソナを設定するメリットとしては、ユーザーのことを具体的に理解しやすくなるため何をしたら納得してもらえるか、満足してもらえか、というわかりやすい目的が生まれます。
ペルソナを作るためには、現状のユーザーの特徴を調査し、情報がそろった段階でペルソナを作ります。
人物……年齢、居住地、性別、学歴、生活スタイル
環境……ウェブサイトに訪れる時間帯や場所、端末(スマートフォン、パソコンなど)
目的……ウェブサイトを利用する動機
氏名……ニックネームやフルネーム

このようにペルソナを作ります。一般的には2名から4名程度のペルソナを用意し、その中でメインターゲットとなるペルソナを決定します。
ペルソナを利用することで、組織が大きければ大きいほど、ペルソナの認識を一致さえさせておけば誰でも認識がぶれないため作業の効率が大きくなります。

悩みや解決したい課題を理解する

もしターゲットがきちんと定まっているのに、アクセスが安定しない、直帰率や離脱率が高い、といったことがあるのであれば、顧客がウェブサイトを訪れても、悩みや課題が解決されていない可能性が高いです。
検索キーワードを決める際には、顧客が検索するキーワードであるとともに、このキーワードを検索する背景は何か? をしっかりと汲み取らなければいけません。そのキーワードに隠れた悩みや課題、欲求を解決できるコンテンツだと、検索キーワード上位を狙うことができます。
具体的には、ユーザーが商品やサービスを利用するまでの過程においてさまざまなキーワードを使って情報を集めますが、その過程のキーワードを狙うことでコンバージョンにつながりやすくなります。

解決策を決める

ユーザーが抱える悩みや課題、欲求を解決することができるキーワードであり、そのキーワードにある隠れた背景が理解できれば、あとは解決策を考えて商品やサービスを提供すると良いでしょう。
その際には、強みを全面的に押し出してアピールすることが大切です。強みというものは、価格、商品やサービスの種類の幅広さ、バリエーション、提供の速さなどの対応力やサービスの良さ、実績やユーザーからの評価などが挙げられます。競合にシェアを奪われないためにも、その強みをユーザーに推していきましょう。

検索キーワードはどのように決めるのか?


需要の高い検索キーワードや、検索されやすいキーワードを決めることができるツールをご紹介します。
トレンドや話題、検索ボリュームをわかりますので、キーワード調査にはうってつけです。

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、以前はキーワードツールという名称で使われていました。Google広告を利用するユーザー向けのサービスですが、無料アカウントを取得するだけで広告を出稿することに関係なく利用できるためオススメです。
キーワードプランナーを利用することで、関連キーワードやキーワードの検索されている数、出稿するキーワードの発見やキーワードの「月間検索数」や「競合の多さ」「入札単価」を調べることができるため非常にキーワード選定を行う上では有効なツールでしょう。
2016年の仕様変更によって、広告費をかけて実際に“Google広告”を利用していないアカウントは、表示されるキーワードの検索ボリュームが「1~100、100~1000、1000~1万」といった、あいまいな範囲での表示となってしまいました。

Googleサジェスト

GoogleサジェストとはGoogleの検索エンジンで何かを検索する際の予測表示のもので、関連キーワードが検索候補として表示される予測表示のことです。Yahoo!やBingにも備わっています。
この予測表示されたキーワードのこと「サジェストキーワード」と言います。
このサジェストキーワードを活用してキーワード選定をしてみましょう。
実際にどのようなキーワードが予測変換として表示されるのでしょうか?
一般的には以下の条件だと言われています。

・トレンド(流行)で検索数が伸びている
・一定数以上の検索ボリュームがある
・検索するユーザーの住んでいる地域が分散されていること
・そのキーワードを使っているウェブサイトが存在していること
実際にキーワードが思い浮かばなくても何か1語入力することで、続けて予測表示されますのでオススメです。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソール(Google Search Console)は、Googleの検索結果で自分のウェブサイトのパフォーマンスを監視・管理できる無料サービスで、以前は「ウェブマスターツール」という名称でした。
検索された時の見え方、オーガニック検索の流入、などからウェブサイトを管理できますので、キーワード選定にも活躍します。
キーワードという観点で見ると、検索キーワード、ページ、国、端末ごとでどのようなキーワードで流入したのかが詳細を確認することができます。
また、期間を指定した折れ線グラフでキーワードごとの表示回数、CTRといった検索結果に関する数値で確認できます。CTRとは「Click Through Rate」の略であり、「クリック率」と呼ぶこともできます。この値は、「クリック回数」÷「表示回数」で求められ、広告の効果測定に用いられる指標です。
サーチコンソールで想定したキーワードではないキーワードでウェブサイトへの流入が多いということがあれば、コンテンツの編集や削除を行う必要があります。

Yahoo!知恵袋

Yahoo!知恵袋とは、Yahoo! JAPANが運営する、インターネット上で参加者同士が知識や知恵を教え合うコミュニティで、気軽に疑問に思っていることを質問することや、その質問について回答することができるサービスとなります。
みなさんも一度は見たことはあるのではないでしょうか? このYahoo!知恵袋がどのように役に立つのかというと、検索キーワードをYahoo!知恵袋で検索をかけると、そのキーワードに対しての悩みや疑問などが表示されます。
このYahoo!知恵袋で出てきた悩みや疑問が、人の悩みや感情を最も知りやすいサービスであるということがわかります。
そのため、商品やサービスの利用につながるヒントが隠されています。
例えば「睡眠不足」という言葉で検索をかけると、睡眠不足に関するさまざまな質問が投稿され、親切に回答がされています。この中に、ユーザー目線でキーワードを見つけることができるのはでないでしょうか・

競合を見る

なかなかキーワードが選定できない、と言う場合には、Googleキーワードプランナーにてキーワードを入力するフォームで、URLを入力することで、競合のウェブサイトが対策しているキーワードを調査することができます。
既に成果が上がっているウェブサイトのキーワードを知ることで、需要のあるキーワードを効率、簡単に探すことができます。

検索キーワードの種類

検索キーワードにはさまざまな種類があり、ビッグキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードという検索ボリュームの大小によって分類されています。
それぞれ3種類についてご紹介します。

ビッグワード

ビッグキーワードは検索ボリュームが多いキーワードを指します。
需要が高いキーワード、ブームになっているコンテンツ、人々の共通の悩み、お金を稼ぐ方法などはビッグキーワードになる傾向があります。
明確なビックキーワードの検索ボリュームの定義はありませんが、月間検索ボリュームが10,000以上あれば、ビッグキーワードだと考えられます。
ビッグキーワードに対してさまざまなウェブサイトが上位表示を目指すため、その競合の中から上位を獲得することは難しいですが、達成できたらたくさんのアクセスを集めるほか、コンバージョン獲得につながる可能性が高くなります。
ビッグキーワードを活用したいとお考えの方は、実際の上位表示されているコンテンツを見てSEO対策の状況を考慮しながら施策をする必要があります。
ビッグキーワードの例……「ダイエット」、「野球」、「転職」など

ミドルワード

ミドルキーワードは、月間検索ボリュームが5,000から10,000程度とされており、ビッグキーワードほどの関心や興味はないものの、需要は一定以上あるといったものになります。
また、ビッグキーワードをいくつか組み合わせた複合キーワードによるアクセスが多いというのも特徴です。
ミドルキーワードはビッグキーワードほど競合が少なく、上位表示を狙いやすいですが、知名度や実力のあるコンテンツがそのキーワードに参入してきた場合、上位に割り込まれる可能性もあります。
また、需要も大きくはないため検索される数も多くはありませんので、結果もなかなかあらわれにくいため施策の際は長期的な取り組みが必要です。
ミドルキーワードの例……「ダイエット ジム」「サプリ」など

スモールワード

スモールキーワードはビッグキーワードやミドルキーワードと比べても検索ボリュームが少なく、月間検索ボリュームが1,000以下から1,000程度のもと考えられています。
単語をいくつか組み合わせた複合キーワードや、なかなか検索されにくいニッチなキーワードが該当します。
スモールキーワードにてコンテンツを作ると競合のサイトやコンテンツが少ないため検索結果上位を狙う余地は大きいですが、検索ボリュームが少ないということはユーザーもなかなかそのキーワードについて検索してもらえないということですので、なかなか伸び悩むことはあるかもしれません。
現時点ではスモールキーワードと思われるものが、時間が経ってブームになりビッグキーワードとなれば、ユーザーからのアクセスが急激に増える無視できない存在です。
ブルーオーシャンなキーワードを見つけてコンテンツ作りを行うのも戦略のひとつでしょう。
スモールキーワードの例……「美容室 原宿」「入間川」

検索キーワードはどの種類を狙うべきなのか?


ビッグキーワードを狙うべきなのか、ミドルキーワードでコツコツアクセスを稼げばいいのか、どのようにしてキーワードを選定していけば良いのでしょうか?
これは、商材や企業の大きさ、予算などによって異なってきます。資金力があるのであれば、ある程度の検索ボリュームの多い単価の高いキーワードで勝負することができます。
競争率の高さは、ビッグキーワード>ミドルキーワード>スモールキーワードとなっていますが、ユーザーの需要も同じような構図となっています。

ロングテールとは?

ロングテールとは、複数のさまざまなWordを組み合わせることで検索されるキーワードです。
ビッグキーワードを軸とし、続いて検索される3から4単語の複合キーワードをロングテールキーワードと呼びます。

ロングテールが重要な理由

ロングテールキーワードは、ビッグキーワードと比較すると検索エンジンで上位表示を狙いやすいメリットが挙げられます。ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないですが、このロングテールキーワードで検索するユーザーは、既にユーザーが何かしら意図をもって検索している可能性が高く、購入意欲が高い状態の可能性が高いため、クリック率が高く、アクセス増加を目指すことができます。
同時に、ユーザーの購入意欲が高いということは、コンバージョン率も必然的に高くなります。

ロングテールが必要なサイト

ユーザーの検索意図がはっきりとくみ取れるため、そのユーザーの悩みや課題にズバリ直接アンサーとなるコンテンツにロングテールキーワードが効果的でしょう。
「美容室」というようなビッグキーワードだと、非常に抽象的でありユーザーがどのような意図で検索をしているのか意図がくみ取りにくいですが、例えば「美容室 原宿 1万円」ならどうでしょうか? ユーザーがどんな目的で検索しているのか一目瞭然です。これに対するアンサーは「原宿で1万円以下のオススメ美容室TOP5」というようなウェブサイトでしょう。
このようなサイトを目指すには、やはり重要なキーワード選定、ペルソナ、そしてコンテンツを量産することが大切です。

キーワードをサイトに入れる方法

たくさん入れることが良い?

検索キーワードのページの出現回数については、キーワードによっては1%から10%が適切だと言われています。1ページあたりに出現するキーワードがあまりにも多い場合、検索エンジンからのペナルティを受ける可能性が高くなりますが、逆に少なすぎるとSEO対策としての効果を失ってしまいます。
検索キーワードの出現回数については、上位表示されているコンテンツの出現回数を調べてみることをオススメします。調べ方としてはSEOチェキ!などのツールなどで調べてみましょう。

キーワードを入れることは重要?

繰り返しになりますが、数は関係なく、キーワードによっても検索キーワードの出現比率は異なります。Googleはユーザーファーストという理念を掲げており、ユーザーにとって有益なコンテンツであるかどうかを大切にしているため、SEO対策の効果云々の前に、そのコンテンツが人の役に立つことが大前提です。
読み手が読みやすいキーワードの比率を、上位表示のウェブサイトを参考にしながら取り入れましょう。

まとめ

キーワード選定についてご紹介しました。検索キーワードのターゲット選定から、キーワード選定にオススメのツールをご紹介しました。キーワードをただ選ぶだけではなく、そのキーワードに隠れたユーザーの悩みや課題などを考えることが、より良いコンテンツ作りや、検索結果上位を狙うことにつながります。
キーワードの種類にもさまざまありますので、自分が扱う商材や所属する組織の規模に応じて戦略を立て、キーワード選定を行ってみてください。