滞在時間を改善!コンバージョンを増やすための方法

コンバージョンが増える記事はどう書くのか


Webサイトやリスティング広告の運用担当者であれば、コンバージョンがどの程度なのか気になりますよね。コンバージョンを増やすためには、滞在時間を増やすための施策が有効になるようです。滞在時間を改善して、より多くの結果を出すための工夫をまとめます。

まずはおさらい!コンバージョンって?


最初に、コンバージョンとは何なのか正しく理解しておきましょう。

コンバージョンとは

Webサイト上で達成されたなんらかの成果をコンバージョンと言います。コンバージョンとは英語で「変換」という意味となり、Webマーケティングでは見込み顧客が顧客に変化することを指してコンバージョンと言います。
サイトによって何を結果にするかが異なりますが、例えばECサイトの場合、サイトを見た人が購入を決める段階に至ればそれを成果と見なします。企業の商品情報のサイトでは、問い合わせがコンバージョンとなるかもしれません。つまり、コンバージョンとみなすアクションは各サイトによって異なるということになります。

コンバージョンの種類

コンバージョンには以下の6つに大きく分けて考えることができます。各コンバージョンの種類の違いを理解しておくと、いろんな角度から効果測定をすることができます。

直接コンバージョン

インターネット上に広告を掲載し、それをクリックしてサイトを訪れた人が、一旦離脱することなくそのままコンバージョンすることを直接コンバージョンと言います。例えば、バナー広告からWebサイトを訪問し、商品購入に至った場合は直接コンバージョンとなります。バナー広告の1番理想的なコンバージョンの形で、効果測定もやりやすい指標です。

間接コンバージョン

最初のWebサイト訪問時にコンバージョンには至らなかったけれど、次に違う方法で再訪問した時にコンバージョンになることを間接コンバージョンと言います。間接コンバージョンが起こりうる状況としては、最初にWebサイトを訪問したが一度離脱し、口コミ評価を調べた後に再度サイトを訪問して購入するなどがあります。

クリックスルーコンバージョン

インターネット上の広告をクリックしてサイトに訪れたユーザーがコンバージョンすることをクリックスルーコンバージョンと言います。同じユーザーが数回コンバージョンしても、まとめて1カウントとする計測方法です。

ビュースルーコンバージョン

インターネット上の広告をクリックしなかったユーザーが、他の手段でサイトを訪問しコンバージョンに至ることをビュースルーコンバージョンと言います。Googleなどにバナー広告が出ていても、それを見た人全員が広告をクリックする訳ではありません。ですが何度も同じ広告を目にすることで興味を持ち、検索からサイトを訪れてコンバージョンに至るケースとなります。広告の表示回数が鍵となるコンバージョンです。

ユニークコンバージョン

ユニークコンバージョンは、同一のユーザーが複数回コンバージョンしてもコンバージョンの回数は1回とみなします。例えば、あるユーザーがサイトで3度品物を購入したとしても、コンバージョン数は1回とカウントします。

総コンバージョン

上のユニークコンバージョンと違い、総コンバージョンは単純に1度のコンバージョンを1と考えます。同一のユーザーが何度も商品を購入した場合、その回数がそのままコンバージョン回数になります。
このようにコンバージョンといってもいくつかの種類があります。サイトの効果を検証する時には、検証内容に即したコンバージョンの集計結果を参考にする必要があります。逆に言えば、それぞれの集計方法におけるコンバージョンを分析していけば多角的な面からサイトの効果を見ることもできます。

コンバージョン率とは?

コンバージョン率は、コンバージョンレート(CVR)や、顧客転換率などとも言います。サイトを訪れた人のうち、実際に商品購入や会員登録などの成果に至った人の割合を示す数値です。当然ながら数値が大きい程成果を挙げているWebサイトと言えるので、サイトの効果を見るには最適な数値と言えます。
コンバージョン率の平均値は、各サイトで成果とするものが違うため一概には言えませんが、一般的には2〜3%が目安となり基本的には高額商品を扱うサイト程数値は低くなるようです。ちなみにECサイト大手のAmazonは、Amazonプライム会員のコンバージョン率が74%もあるのだというから驚きです。

コンバージョン率の計算方法

ではコンバージョン率の計算方法を見ていきましょう。計算式は以下のようになります。

コンバージョン数÷サイト訪問者数×100=コンバージョン率(%)

例えば、コンバージョン数が10でサイトへの訪問者数が200だった場合、10÷200×100=5で、コンバージョン率は5パーセントということになります。
ECサイトの場合などは、販売した商品数を商品詳細ページを閲覧した数で割ればコンバージョン率を求められます。

コンバージョンの重要性

ここまでコンバージョンについてご説明してきましたが、ここからはサイト運営においてコンバージョンがいかに重要なのかをみていきましょう。

サイト運営や広告の目的は「売上」

サイトを運営したり広告を出したりする目的は、もちろん売上を上げるためですよね。しかし、闇雲にサイトを作って運営しているだけでは売上アップには繋がりません。コンバージョン率の分析や、顧客がどんな方法でサイトに訪れてコンバージョンに至ったのかなどを詳しく分析して改善を繰り返していくことが重要です。

企業の目的達成にコンバージョンは欠かせない

企業が目的とするのは、サイト運営や広告掲出で売上をあげるとともに利益を出すことですよね。そのためには、少ない費用で多くのコンバージョンを達成した方が良いのは言うまでもありません。
コンバージョン数が分かればコンバージョンの単価を求めることもできます。例えば、月20万円の費用で広告を出して5件のコンバージョンが得られた場合、コンバージョン単価は4万円となります。つまり、10件のコンバージョンが欲しいなら40万円の広告費がかかると逆算できます。そしてこの段階で社内予算を超過する予算が必要だと試算されても、コンバージョン率を改善すれば予算内での目標達成も可能となります。
このように、目的達成のためにはコンバージョンを改善することが非常に重要となります。

コンバージョンと滞在時間の関係性

コンバージョンを多くするためには、まずサイトの滞在時間を長くさせるように考えるのも1つの方法です。コンバージョンと滞在時間の関係性を探っていきましょう。

滞在時間とは?

実際の店舗であれば、お客さんがお店に入ってから出て行くまでの時間が滞在時間ですが、Web上での滞在時間とは何を指すのでしょうか。
簡単に言うと滞在時間とは、ユーザーがサイトを訪問してサイトを閲覧していた時間のことです。Googleアナリティクスやその他アクセス分析ツールを使って測定することができます。
例えばGoogleアナリティクスでは、最初に訪問したページの閲覧開始時刻と、次のページの閲覧開始時刻との差を滞在時間として測定しています。
滞在時間には、「平均セッション時間」と「平均ページ滞在時間」の2つの指標があります。平均セッション時間は、ユーザーがサイトに滞在した時間の平均値を言います。ここで一点気をつけておきたいのが、Googleアナリティクスでは最後のページの滞在時間を計算できないため0分になってしまうということです。最後に見たページは次のページの閲覧開始時刻がないので差を計算することができないためです。
次に平均ページ滞在時間とは、ユーザーがある特定のページを閲覧した平均時間をいいます。全ユーザーの特定のページの滞在時間合計を、全体のページビュー数で割ることで求められます。

滞在時間が長くなるとコンバージョンは増加する

ユーザーにとって有益な情報や興味を惹く情報を提供できていなければ、ユーザーはすぐにページを離れてしまうので滞在時間は短くなってしまいます。ユーザーが求める情報を分かりやすく興味を惹く形で提供できていれば、滞在時間は長くなりコンバージョンも増加します。
一方で、滞在時間は長いのにそれがコンバージョンに繋がっていないという場合は、ユーザーが求める情報を提供できているのに導線が分かりにくいなどサイトの作りに問題がある可能性もあります。このように滞在時間を確認することで、サイトの問題点を洗い出すこともできます。最終的には、滞在時間を改善してそれがコンバージョンに直結するようなサイトを作ることができれば良いですね。

滞在時間を改善する方法


それでは滞在時間を改善する実際の方法を確認していきましょう。今すぐ実践できるような簡単なものばかりなのでぜひ参考にしてみて下さい。

文章を読みやすくする

読みやすい文章を心がけましょう。当然ですが誤字脱字は無い方が読みやすいですし、句読点をつける位置が違うだけでも文章の読みやすさは変わってきます。
一文はだらだらと長くせずに簡潔に短くまとめましょう。一文が長すぎると結局何が言いたいのか伝わらないこともあります。
適度に改行や行間を入れることも大切です。改行のない文章は文字がびっしり詰まっている印象になり、とても読みにくくなります。
要点は箇条書きにしてしまうのも、読みやすい文章のポイントです。読み手に簡潔に情報を伝えることができます。

画像の設置をする

適度に画像を設置してみましょう。ページ全体のデザインや見た目で離脱してしまうユーザーも多いので、見た目で興味を引けそうな画像の設置は有効です。もちろん、サイトの内容に合った画像を選びましょう。

動画を設置する

画像と同様に、動画の設置も有効となります。文章だけのサイトに比べて、再生ボタンを押すだけで情報を得ることができる手軽さはユーザーを引きつけます。また文章や画像では伝わらない細かなニュアンスや色、雰囲気なども伝えやすいというメリットがあります。

キーワードに合った記事づくり

サイトを作る時には、検索で上位に表示させるためにキーワードを設定すると思います。記事の内容はこのキーワードに合ったものにしましょう。ユーザーはキーワードから情報を検索してサイトを訪問しているはずなので、キーワードと内容が違いすぎるとユーザーの求めている情報とは言えません。当然ユーザーもすぐに離脱してしまうため滞在時間は短くなるでしょう。キーワードに即した記事作りが重要です。

見出しをこまめに作る

良質な情報を提供していても、ユーザーに見つけてもらえなければすぐにページを離脱されてしまいます。
見出しをこまめに作って情報を整理することで、ユーザーも情報をスムーズに見つけやすくなります。

図解を使う

数値などを扱う場合は、図解を入れるとより分かりやすく情報を伝えることができます。文章に比べてグラフなどの図解は分かりやすいですし、ユーザーもついじっくり見てしまうので滞在時間も長くなります。

適度に装飾する

文字のフォントを大きくしたり、色をつけたりするなどの装飾は適度に行いましょう。文章の要点が分かりやすくなるし、ユーザーの目を引きやすくなります。やりすぎは逆にごちゃごちゃとしてしまって見にくいので適度な装飾を心がけましょう。

表を使う

表を挿入するのも有効です。図解同様にビジュアルで目を引くことができますし、数値を読み取るためにユーザーが熟読してくれる可能性も高まります。結果的に滞在時間の増加に繋がります。

滞在時間が関係するのはコンバージョンだけではない

滞在時間とコンバージョンの関係についてご説明してきましたが、滞在時間が関係するのはコンバージョンだけではないようです。コンバージョンを高くする以外にも、滞在時間を改善したほうが良い理由をご説明します。

Googleの検索結果にもつながる

検索結果とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに特定のキーワードを入れて検索した時に表示されるサイトの順番のことです。表示される順位が上のサイトのほうがユーザーのクリック率が高いため、どのサイトもSEO施策を行って少しでも順位をあげようとしています。1位〜10位までに入れば検索結果の1ページ目に表示されるため、サイトの集客が期待できます。
ではGoogleはどのような評価基準で検索結果を決めているのでしょうか?公表されている基準の一部としては以下のようなものがあります。

・WEBサイトの品質はどうか
・検索キーワードの同義語はあるか
・コンテンツの鮮度と質はどうか
・検索キーワードと、WEBサイトのURLとタイトルが合致しているか

公表されていないものを含めると基準は200を超えると言われていて、この非公表の基準に滞在時間が含まれているのではないかという説があります。
滞在時間が長いと言うことは、ユーザーが求めている情報に合った情報を提供できていることの証明になります。つまり、滞在時間が長いということはユーザーの満足度が高いサイトだと言えます。
Googleは検索キーワードを元に、ユーザーにとって最も有益と思われるサイトに順位をつけて表示しますので、「滞在時間が長い=ユーザーに有益なサイト」と判断されて評価されるのも頷けますね。
一方滞在時間が長かったとしても、それが直接サイトの評価には繋がらないのではという意見もあります。サイトの作りが分かりにくく目当ての情報を探すのに時間がかかっているために滞在時間が増えているかもしれないし、単にページを開いたまま放置されているだけかもしれず、そのような場合とページを熟読している場合の区別はつけられないためです。
しかし、だからといって滞在時間を無視して良い訳でもありません。滞在時間を長くさせるための工夫を行うことは、ユーザーにとって有益なサイトを作ることに繋がるからです。
有益なサイトになればもちろん検索結果が上位になることに繋がります。

まとめ


ここまで、コンバージョンを増やすための方法をご紹介してきました。
コンバージョンとはサイトの成果を数値として表したものであり、それと同時にサイトの効果を検証するために有効な指標にもなります。
コンバージョンをいかに獲得するかが、サイトを運営していく上での重要事項となります。そして、コンバージョンを獲得するためにはサイトの滞在時間を長くする施策をすることが重要であることをご説明してきました。
滞在時間改善の施策と言っても、難しいことではなく今すぐにできる簡単なことばかりだとお分かり頂けたかと思います。
また滞在時間を改善することで、Googleの検索結果を上げることにも繋がるようです。
より良いサイトを作成するためには、いろんなことを試してその効果を検証するということの繰り返しが必要となります。
ぜひこの記事を参考にして、滞在時間の改善に効果が出るかどうか試してみてはいかがでしょうか。