採用サイトで差をつける!デジタルマーケティングで有能な人材を獲得する方法

人材獲得に向けた企業の在り方とは?現代社会に合わせたデジタルマーケティング方法


少子高齢化社会となっている現代、このままいくと日本の人口は減少し、様々な問題を抱えていると言われています。
年金や介護など多くの問題が挙げられている中で、特に現在の社会で直面している問題なのは労働人口の減少というものではないでしょうか。
労働人口とは、その名の通り労働をしている人たちのことで、子供や老人などはこの数に含まれず、労働人口が多ければ人口に対しての生産性も高まり、その国に住む人々が裕福に生活でき、介護やそれ以外の問題も、働き手が多いことで解消されることが多いでしょう。
しかし、労働人口が少ない場合には、全体的な人口に対して働き手、つまり稼ぎ手が少ないことで、国全体の国民に対してサービスや補償などが行き届かないというような状況となります。
そんな労働人口の減少という課題が表面的に現れているのが、建築関係の会社やIT関連の会社でいわゆる「技術職」と呼ばれる職業において、人材不足は顕著に表れているようです。
今回は、そんな労働人口減少という社会の中でも採用サイトにおいて有能な人材を獲得するデジタルマーケティングについてご紹介していきます。
デジタルマーケティングは商品やサービスを認知してもらうだけではなく、企業のブランドイメージや企業の採用活動にも利用できるため、参考にされてみてください。

採用サイト、見直してみませんか?


企業が採用活動を行っていく中で、利用しているサービスとしては、ハローワークや雑誌の求人広告や求人雑誌、求人サイトやお店の看板、ホームページなどではないでしょうか。
特に、企業のホームページにおいて募集活動を行っている企業は多く見かけますが、募集要項や会社概要だけが掲載されているサイトも多く見かけます。
このようなサイトでは、実際に求職者は集まってくるのでしょうか?
クロスメディアとしてハローワークやその他の情報を見た中で、ホームページ情報を閲覧し問合せに繋がるということもあると思いますが、会社概要と募集要項だけでは、その企業の色や雰囲気はわかりません。
実際にどのような従業員が働いていて、どんな職場の雰囲気なのか、どんなところに力を入れているかはホームページ上で情報発信をしない限り、求職者には伝わらず、この売り手市場の中では多くの企業の中から決めてくれることは無いでしょう。

まだ、会社概要と募集要項だけのサイトじゃありませんか?

企業の採用ページの中に会社概要と募集要項だけが掲載されているようであれば、企業の情報はわかっても、それはハローワークなどで得る情報とあまり変わらないでしょう。
現代の人々の行動は、スマートフォンなどを利用して情報収集するというところから始まります。
つまりハローワークや求人雑誌から情報を得て、気になった企業があった場合には、その企業のホームページや口コミ情報、画像検索などをしてどのような企業なのかを少しでも多くの情報を得ようとします。
つまり、働こうと思っている人はホームページをほとんどの人が閲覧し、この会社がどういう会社なのかをそこで判断する人が多いということです。
それには、会社概要と募集要項だけでは、情報を伝えることは出来ても、心に訴えかけることは難しく、当たり障りのない情報だけが得られ、求職者が面接に行こうと思う決め手になるようなものは見つかりづらいでしょう。

現代の採用サイトは先を行っている

一昔前と異なり、売り手市場となった現代においては、採用ページにも力を入れている企業が多く、特にホームページの利用は採用活動のみに利用しているという企業も少なくありません。
そのような企業がどのような採用ページにするかというと、採用ページには会社概要や募集要項だけではなく、その企業で働く従業員についてスポットを当てて紹介したり、社員のプライベートを紹介したり、従業員を動物に例えて紹介したり、福利厚生を利用した体験談を載せたりと、様々な方法にて企業のイメージを発信しています。
採用ページにおいて他社との差別化を図ることで、他社よりも「この会社は面白そうだ」「この会社ではこんな待遇がある」「ここの社員は楽しそうだ」というイメージを持たせることができ、これまでホームページ上でテキストベースの情報だけしか発信していなかった企業が、しっかりと会社のイメージを伝えられる企業へ変化することが出来ます。
特に現代の働き手は、高収入や出世よりも「しっかり教えてくれるところ」「休日がしっかりあり、残業が無いところ」といったような希望に変わってきているため、給与における待遇面だけでは人は集まらなくなっているようです。

採用サイトで参考になるサイト


ここからは、採用サイトで参考になるサイトを見ていきましょう。

デザインがきれいな採用サイト:企業名①株式会社ソルブレイン

URL:https://www.solebrain.co.jp/recruit/
この会社の採用サイトで参考にしたいポイント
株式会社ソルブレインの採用サイトでは、とにかくデザインがきれいで目を引くものとなっています。
デザイン性が優れている株式会社ソルブレインの採用サイトで注目したいのは、最近流行りのパララックスデザインを取り入れていることや、スクロールしていくごとにページ内で動きがついていることマウスポインタが変化することなどです。
見ている人を飽きさせないような作りとなっており、新卒で働くときに「こういう会社で働きたい」と思ってもらえるような作りとなっています。
勿論、スマートフォン対応されており、スマートフォンで見たときには、画面の下に広告のような形でインターンの受け入れをするボタンが配置されているなど、凝った作りとなっています。

福利厚生の情報がわかりやすい:企業名②DYM

URL:https://dym.asia/recruit/welfare/
この会社の採用サイトで参考にしたいポイント
DYMという会社は、人材事業や研修事業、医療関係の事業など様々な事業展開をしている会社ですが、DYMの採用ページでは、新卒採用のページとは別に福利厚生だけを記載しているページがあり、福利厚生の数がとても多く載せられています。
例えば、酸素カプセルに入れたり、社内マッサージがあったり、社内カップル制度や社内結婚制度など、ちょっと変わった福利厚生も用意されています。
この福利厚生の内容から、どんな会社なのかということをイメージすることもでき、会社の雰囲気や仲が良いことなどが連想されます。
福利厚生が充実していることは、現代社会において、求職者の求める企業に近いと言えるでしょう。
それというのも、求職者が求めるものは現代においてお金や出世などよりも会社が働く従業員に対して何をしてくれるのかということが強く、従業員が求めるものに合っていると言えるでしょう。

スタッフブログで成功している例:企業名③サッポロドラッグストア

URL:https://satsudora-chouzai.com/
この会社の採用サイトで参考にしたいポイント
企業の採用ページにおいて、社員ブログというのは欠かせない存在となっています。
サッポロドラッグストアにおいては、スタッフブログ「サツヤク」というものを利用して、どのようなスタッフが働いているのか、社内はどのような雰囲気なのか、休みの日はどのような休日の過ごし方をしているのかをブログ形式で「読み物」として情報発信をしています。
このサツヤクブログを利用することで、社員紹介だけではなく、企業内イベントがどのような雰囲気で行われているか、透明性のある企業というイメージがつくことと、社内の雰囲気もつかみやすくなるため、求職者側としては足を運びやすい企業のイメージとなるでしょう。

仕事のイメージを払拭させた例:企業名④清水建設

URL:https://www.shimz.co.jp/saiyou/new/
この会社の採用サイトで参考にしたいポイント
清水建設の採用サイトは、採用ページだけではなく、企業全体としてテーマを「子どもたちに誇れる仕事を」としており、これまでの建設会社の「きたない」「きつい」「きびしい」というイメージを払しょくさせています。
また、採用ページのトップには動画で「ものづくりとはなんだ?」というテーマをもとにこれまでの清水建設のあゆみや、これからの未来に向けて行っていく仕事についてを動画でまとめられており、子どもたちに誇れる仕事をすることと、清水ドリームというテーマで、未来に向かってチャレンジし続けるという姿がハッキリとサイトからわかるようになっており、これは清水建設だけではなく、建設業界全体のイメージアップにつながっていると言えるでしょう。
これまでは、土木や建設関係の学校を出た生徒が清水建設を希望するという流れが多かったと思いますが、今では普通科の生徒も建設業界に一歩踏み出すという流れが出来ているようです。

ここで働いてみたいと思わせる会社の例:企業名⑤面白法人カヤック

URL:https://www.kayac.com/recruit/fresh
この会社の採用サイトで参考にしたいポイント
面白法人カヤックは、Googleディスプレイ広告などにも多く出稿しているため、画像としてこの会社のロゴを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
この面白法人カヤックは、エゴサーチ採用・サイコロ給など、普通の会社では考えられないような取り組みを行っており、それらはWeb上でも採用サイトとして表現されています。
スタッフが楽しく働ける、面白く働けることを常に追求しており、「まずは自分たちが面白く」「次に周りの人から面白いと言われる」「誰かの人生を面白くする」というテーマで企業活動をしており、まずは自分たちが面白く働けるためにアイデアを出しながら楽しく働いている会社となっています。

完全に数値で表現してわかりやすい会社の例:企業名⑥クーリエ

URL:https://www.courier.jpn.com/recruit/data/
この会社の採用サイトで参考にしたいポイント
クーリエの採用サイトでは、会社概要を全て数値で見えるように表現しており、一般的な企業情報の他、有給や産休の取得率について、社内で昼寝をしたことがある経験や、猫派か犬派の割合、お弁当持参率や職場での服装など、全て数値化したデータで表現しています。
この数値やグラフから企業のことが読み取れるだけではなく、このようなテーマを採用している企業の柔軟性や会社の雰囲気もつかめるような採用サイトになっています。

なぜ、最近の採用サイトはトガっているのか

これまでご紹介してきたように、最近の企業の採用サイトはトガったものが多く、変わり種のようなサイトが多くなってきています。
この理由はどういったところなのでしょうか。
ここからは、最近の採用サイトが変化してきている理由について見ていきましょう。

売り手市場だから

採用サイトが変わったカタチになってきている理由の一つには、売り手市場であるということが背景にあると言えるでしょう。
売り手市場とは、つまり雇いたい側の企業よりも、働きたい側の人材が少ないという状況にあるということで、働きたい側は、売り手市場になっているためにある程度、就きたい仕事に就きやすい状況となっています。
そのため、仕事が無かった昔とは異なり、ある程度勤めやすい場所を探すことが出来るようになっており、優秀な人材は特に好条件の企業へ取られてしまうような状況となっています。
そのような好条件が出せる企業は大企業など、体力の多い会社となり、中小企業が優秀な人材を確保するのは大変な状況となっています。
また、そもそも労働人口が少ないために、人材不足となっています。

「会社はこうあるべき」が無くなってきている

一昔前のように、会社のホームページとはこうあるべきという考えを持った人が少なくなったことも背景にあるでしょう。
これまでは、企業のホームページと言えば、お堅いイメージで、会社の情報や会社の顔と呼ばれるようなこともあり、威厳を保つようなホームページを好む人が多かったですが、現代では、ホームページはあくまでも一つの広告媒体でしかないというイメージが強く、昔ながらのパンフレットタイプのホームページを作る企業も少なくなってきました。
トガったホームページを作る企業にも個性があり、全国的に名前を認知させるという意味では効果的な採用ページを作っている企業も多く存在し、中小企業だけではなく大企業でもそれらは利用されています。

これからの企業に求められるもの


最後に、これからの企業に求められるものを見ていきましょう。

福利厚生

求職者が企業に求めるものの一つに福利厚生があります。
求職者が求めているものとしては出世や高い報酬などではなく、「働きやすさ」や「ちゃんと教えてくれるか」「休日や就業時間はしっかりしているか」というもので、働きやすさや会社が社員に対して何をしてくれるかという考えの方が強いようです。
そのような求職者に対しては、福利厚生が充実しているということは良い印象となり、例えば育児休業など社会的には取れるものだとしても企業によってはまだまだ浸透しておらず、取りづらい雰囲気があったり、育休を男性がとることに抵抗があったりする企業はまだまだあります。
そのような社員に与えられている権利を利用できることは最低限のこととしても、それ以上に社員が働きやすい環境づくりであったり、福利厚生が充実していたりすることは、求職者にとってプラスのイメージになるでしょう。

育成環境

企業に求職者が求めるものの中に「育成環境」があります。
専門職に勤める方はもちろんのこと、新入社員として会社に入ったときに、ちゃんと教えてくれるのかということはとても重要なことで、しっかりと教えてくれる企業であるかどうかは重要なポイントとなっているようです。

時間管理

求職者が企業に求めるものとして、時間管理、つまり就業時間の管理と残業の管理があります。
休日出勤や残業などは誰もがやりたくないことですが、今の求職者にとっては、就業時間内での業務以外は受け付けない人が多く、例え残業代が出たとしてもやりたくないということが本音のようです。
そのような求職者が多い中、時間内に業務が終わるように仕事の分担をすることは、当たり前となっており、残業時間が無いことなどをアピールすることは企業イメージをアップさせる一つになるでしょう。

働きやすさ

求職者にとって一番と言ってよいほど求められているものは、トータル的に見て「働きやすいかどうか」です。
人間関係や、上司や先輩の指導、残業時間や福利厚生など、全てにおいて社員が働きやすい環境かどうかが就職先を決めるポイントになっている人も多いようです。
そのような求職者の方々に向けて、採用サイトにてそのような働きやすさを訴えることは今の企業に求められていると言えるでしょう。

まとめ

ここまで、採用サイトで差をつける募集活動についてご紹介していきました。
デジタルマーケティングは決して商品やサービスを販売するだけのものではなく、求人募集の採用活動においても利用するべきであり、現代においてはスマートフォンなどで企業を検索する人も多くなっているため、採用サイトの存在は企業の人材確保において必要不可欠な存在と言えるでしょう。