マーケターとして抑えておくべき無料素材サイト


それぞれのマーケットに合った素材サイトとは?


現代のマーケターとしては「無料素材サイト」の存在はマストな知識です。
主に会社のウェブサイトに掲載する写真は、必ずロイヤリティフリーである必要がありますので、どのサイトでサイトの掲載イメージにぴったりなロイヤリティフリーの写真を入手するかということがとても重要になります。
ここでは、無料素材サイトとして有名なサイトをご紹介致します。

素材として有名なサイト


それでは素材をダウンロードできるサイトとして有名なサイトをご紹介致しましょう。

写真AC

会員数350万人(2019年2月時点)で人気の無料素材サイトである「写真AC」。姉妹サイトでイラストもあります。ロイヤルティーフリーの写真を探す時、誰もが一度は見たことがあるサイトなのではないでしょうか?
このサイトのおすすめポイント
日本人素材や日本の風景写真も多く、プロ並みのクオリティの写真がダウンロードできるとあって会員数の多いのも頷ける人気サイトです。
大、中、小の写真がある上、「あとでまとめてダウンロード」する機能があるのも便利です。また、写真を載せる側としてはクレジット表記をする必要がないのも便利です。
このサイトの注意ポイント
写真ACは基本的に無料ですが、アップグレードするプランもあります。無料プランで使っていると、写真をダウンロードする時に、一定期間待機しなくてはならない場合やアンケートに答えなくてはいけない時もあり、有料プランに移行するとそれが解除されるというシステムになっています。

頻繁にダウンロードするので待機時間がもったいないというのであれば、有料プランに移行するのもいいでしょう。

ぱくたそ

無料素材サイト「ぱくたそ」はそのユニークなネーミングで知られています。人物はもちろん建物、食品、風景など24,000点以上の画像が揃っています。
このサイトのおすすめポイント
ブログのアイキャッチに使う人が多いですが、ヘッダーバナーやLPに使う場合にも、どんな画像にしようか迷ったらまずは「ぱくたそ」で探すという人も多いです。人物には比較的日本人モデルが多く、フードの写真にも和食やバーベキューシーンなど日本人の日常を描いたものが多いので、ニーズにピッタリ合うと評判です。
ユニークなのが自治体や企業との企画系やコラボの画像も多いので、ユニークで使える画像が探せると評判の無料素材サイトです。
このサイトの注意ポイント
可愛い女の子や面白い画像がアップロードされている「ぱくたそ」。高品質な画像が無料で使えるので、ユーザーは喜んで使っているケースが多いですが、人物のコミカルなポーズなどで「ぱくたそ感」が出てしまい、ぱくたそからダウンロードしたということがすぐにわかってしまうのが難点といえば難点だと指摘する人もいます。
利用規約もゆるく、使いやすいサイトではあるのですが、素材の作風がワンパターンになりがちなところは否めません。

Pixabay

160万枚以上のストックがある無料写真素材サイトとして有名なPixabay。フリー素材に困ったらこのサイトで探すという人も多く、大変人気のあるサイトです。
このサイトのおすすめポイント
なんといっても素材のストックが圧倒的。160万枚もありますから、ほとんど必ずといっていいほど、必要なフリー写真が見つかります。さまざまなシーンに分類されており、高クオリティの上、無料なのですから、人気があるのもわかります。
海外サービスの日本語版なので、日本語での検索にも対応しているのも嬉しいところです。またワードプレスのプラグインにも対応しているので、ダウンロードから使用までがスムーズにできるのも嬉しいポイントです。また、アプリからも利用ができるのが便利です。
このサイトの注意ポイント
Pixabayに掲載されている画像は厳しい審査を経て掲載されているので、著作権的にはほぼ問題がないと言えますが、たまに問題のある画像も見受けられるようです。それは、著名人や誰もが知っている商標ロゴなどが写真に写り込んでしまっているような場合です。このような画像は見つけても利用しないのが一番のトラブル回避策と言えます。

Foodiesfeed

フード(食品)の写真に特化した無料素材サイト。これだけフードばかりが載っているサイトも他に類を見ません。海外サイトですが、日本語対応しているのが嬉しいです。
このサイトのおすすめポイント
数あるフードジャンルの中でも、コーヒー、ケーキ、ピザ、お肉、健康などとジャンル分けされており、「上面図」という分け方では食品を真上から撮った写真ばかりが出るので、そのような写真を探している人には便利と言えます。また、さらにタグによって詳細に写真を検索することができます。
このサイトの注意ポイント
このサイトの注意点は特に見当たりませんが、時々「寄付」を促すアラートが出ることがあります。常に出るわけではありませんが、急いでいる時などは少し鬱陶しいかも知れません。

GIRLY DROP

その名の通り、ガーリーな写真が多いGIRLY DROP。見ていて思わず微笑んでしまうようなかわいい写真も多く掲載されています。
このサイトのおすすめポイント
女の子による女の子な無料写真サイトGIRLY DROP。四季やイベントに合わせた写真を多く載せてくれているのも嬉しいポイントです。女の子の写真のほか、カフェ、美容、誕生日、イベント、風景、花・植物などいわゆる「インスタ映え」しそうな写真が多いのも特徴です。
このサイトの注意ポイント
注意ポイントは特に見当たりませんが、写真サイズが2,000px以上と大きいのが多く、中、小のものはないので、小さなアイキャッチなどに使う場合はサイズ変更が必要なことでしょうか。
全体的にはきれいな写真が多く、ダウンロードしやすいのでストレスなく使える印象です。

Unsplash

海外サイトで20万点もストックがある無料素材写真サイトです。とてもハイクオリティでアーティスティックな写真ばかりなので、ついついダウンロードしてしまいたくなる写真が多いです。
このサイトのおすすめポイント
とにかく日本の感覚とは違うアーティスティックな写真を探している人にはおすすめのサイトです。20万点のストックがありますが、現在も常にストックされている写真の枚数は増え続けています。
画像のダウンロード時には特に制限があることもなく、矢印ボタンを押すとすぐにダウンロードができます。
このサイトの注意ポイント
海外サイトなので、日本語対応がしていないこと。そのため、検索窓には日本語でタイプすることができず、英語のみとなります。また、海外サイトであるため、人物モデルが外国人ばかり。当然和食や日本の建物などもありません。
ダウンロード時にはクレジット明記のアラートが出ますが必須ではありません。英語でメッセージが書いてあるためわかりにくいです。

FIND/47

なんと日本の経済産業省・観光予報プラットフォーム推進協議会が公開している画像サイトで「47」は都道府県の数を表しています。
美しい日本の風景の画像が必要な時はこのサイトに勝てるサイトはないでしょう。
このサイトのおすすめポイント
とても美しい日本の風景が北海道から順に掲載されています。つい見惚れてしまうようなプロ仕様の美しい日本の風景写真が並んでいてクオリティ的にもとてもグレードが高いです。
このサイトの注意ポイント
とてもきれいなサイトなのですが、難を言えば若干サイトが重いこと。また、検索も都道府県別しかなく、必要な風景をすぐに探せないことなどが挙げられます。
また、シェアボタンはすぐわかるところにあるのですが、ダウンロードボタンがわかりにくいことも難点です。

スキマナース

スキマナースというユニークなネーミングの無料素材サイトです。ネーミングに「ナース」とあるように、1%の需要に答えた看護師さんに特化した写真素材を扱っています。
このサイトのおすすめポイント
「スキマナース」では、普通に体温を測ったり、採血したりしているナースは稀で、ヒッチハイクをしたり、患者のけん玉の糸を切ったり、やばい薬品をラッパ飲みしたりとやりたい放題の自由なナースの画像が満載です。姉妹サイトとして「スキマファミリー」という、家族をモチーフにしたユニークなサイトもあります。
これらの自由でユニークすぎる画像は、果たして1%も需要があるのかどうか、疑問に思ってしまいますが、今までの素材サイトでは考えつかなかった写真を求める向きには絶大な支持があるようです。
ユニークで思わず笑ってしまうような画像ばかりでかなり楽しいです。実はこれ、通信会社のKDDIが運営しています。お固いイメージを覆すような柔軟なサイトがユニークですね。
このサイトの注意ポイント
フリー素材サイト「スキマナース」の注意ポイントはどのようなところにあるのでしょうか?
とくに注意ポイントは見当たりませんが、強いて言えばダウンロードボタンを押しても、自動的にダウンロードが始まらず、いまいちダウンロード方法がわかりにくいことでしょうか。
サイズもS.M.Lとあるので用途に合わせてダウンロードしてください。

フリー写真素材を使用する時の注意点


無料なのに、おしゃれでクオリティが高い版権フリーの画像サイトが増えていますが、このようなフリー写真素材サイトを使用する時には、何か注意点があるのでしょうか?
「フリー写真サイト」とは、版権がフリー、そして料金がフリー(無料)という意味に解釈して、特に(キーワード)にせず使っている人がほとんどかと思います。
個人のホームページやブログでは、無料の写真サイトを使っていてほぼ問題はないと思いますが、企業のホームページなどでは基本、無料サイトは避けて有料素材サイトを利用しましょう。それは一定の社会的な責任が伴い、企業の信用が傷つくのを防ぐための安全策といってもいいでしょう。
くれぐれも有料素材を、お金を払って使っているのだからと言って、著しく改変するのなどは避けましょう。有料サイトの素材は、「使用権」を買っただけで「著作権」までは買っていないからです。

有料素材でおすすめのサイト

それでは、有料ですがとてもクオリティが高い写真を掲載している画像サイトをご紹介します。

Shutterstock

有料サイトでもかなり有名でユーザー数も多いShutterstock。世界最大規模の画像サイトです。
1枚ずつダウンロードするプランもありますが、毎月たくさんダウンロードするのであれば、月極で枚数契約の方がお得です。
このサイトのおすすめポイント
Shutterstockのおすすめポイントは、ユーザーになると、プロが撮影したようなクオリティの高い写真のダウンロードができることです。また、無料でShutterstock Editorという画像加工ができるエディタを使用することができますが、これがサイズ変更のみならずフォントを打ち込んだり、他の画像と合成したりとかなり本格的な加工ができるのが嬉しいです。
海外サイトですが、日本語にも対応しています。
このサイトの注意ポイント
Shutterstockは、ほとんど注意ポイントはないのですが、ダウンロードの契約枚数を超えるととたんにダウンロードできなくなってしまいます。その場合は契約しなおしが必要なところが、ちょっと面倒と言えるでしょう。

PIXTA(ピクスタ)

4,600万点以上のプロ仕様の写真が、年間契約なら1枚39円程度で使えるとあって人気のPixta。日本人モデルや国内の風景などの写真も多く、親しみがあって広告やウェブサイトなどでも使いやすいという利点があります。
このサイトのおすすめポイント
日本人モデルや日本の風景の素材が多いということに加えて、ベクターはPNGなどの形式も豊富、Pixtaにしかない写真や写真だけでなく、登録すると無料で使えるメニュー表やDMなどのテンプレートが使えるのも便利です。
このサイトの注意ポイント
Pixtaにはこれといって注意ポイントはありませんが、単品購入と年間契約では料金に大きな差があります。単品では1枚の値段が数千円になることもあるので、頻繁にダウンロードするならば、やはり年間契約が経済的でしょう。

Adobe Stock

Adobe PhotoshopやAdobe Illustratorなどグラフィックソフトで有名な画像ソフトの会社が運営しているフォトライブラリー。有料ですが、Adobe製品のユーザーならば期間限定または、点数限定で、無料で使えることもあります。一般の人でもお試しで10点ほどをダウンロードできることも。
このサイトのおすすめポイント
なんといってもグラフィックソフトを扱っている会社の素材なのでクリエイティブでスポーツ、家、世界の国から、動物などさまざまなジャンルから検索することができます。ダウンロードした写真はPhotoshopなどのソフトに素早く取り込めるよう連携がされており、これらのソフトを使う人には特に便利なサイトと言えます。
このサイトの注意ポイント
上記の「お試し10点ダウンロード」はすなわち「初月10点無料」ということで、初月の期間内なら無料で解約できるのですが、それ以降は解約料が必要となります。例えば2ヶ月だけ使ってあと10ヶ月を解約するとなると月額料金3480円×10=34800円÷2=17,400円もの解約料が必要となってしまいます。

写真素材として有名な会社


それでは、テレビや雑誌などでもよく見る、写真素材で有名な会社をご紹介します。

Aflo

テレビや雑誌などで画像の横に「出典:アフロ」などと書いたことを見た人も多いかも知れません。Afloは東京都中央区に本社があり、いまや自社撮影部門を持ち、AP通信など世界の通信社とも提携している写真素材の会社です。
静止画を買うのならさすがにプロの写真でSサイズが2,700円ほどしますが、クオリティは申し分ありません。また、パンフレットやチラシのコンテンツや広告コンテンツも1年~5年の年単位で販売されています。

Getty Images

こちらも写真素材では有名な会社で「ゲッティー」というクレジットをテレビなどで見たことがある人も多いかも知れません。
ゲッティーの場合は、世界的な写真素材会社の日本支社として展開しており、クリエイティブやエディトリアルな写真素材だけでなく動画、音楽のフリー素材までを提供しています。その守備範囲もポップカルチャーから政治、経済まで幅広いです。
料金は小サイズのクリエイティブ写真で9,000円ほどとやはり高く、エディトリアルはそれよりも若干高くなります。また、5点パック、10点パックなどのサービスもあります。

まとめ

ここではマーケターとして覚えておくべき無料(一部有料)素材サイトについてご紹介しました。現在では無料とは言えども、おしゃれで使える写真などの素材を提供してくれているサイトがたくさんあります。
宣材写真やウェブサイトに掲載する写真はイメージが先行する場合もあるので、うまく無料素材を使い、広告費をセーブするのが賢いマーケターと言えるでしょう。
また、素材サイトを選ぶ際にはアドビストックのように、解約の際に初月期間を過ぎると「解約料」が必要な場合もあるので、よく調べて登録するようにしましょう。