こんなにある!SEO対策で取り入れたい「キーワード選定」

こんなにある!SEO対策で最大限の効果を出す方法


SEOで大切な要素であるキーワードを選定することですが、検索されるキーワードの需要を把握し、キーワードを上位表示させるウェブサイトもしくは記事を積み上げていくことが必要ですが、キーワード選定が適切でない場合、効率の悪い運用となってしまいます。
制作したウェブサイトなどのコンテンツに安定してアクセスを集めたい時には、間違いなくキーワード選定が重要なポイントとなっており、この記事ではSEO対策では大切なキーワード選定のポイントや、キーワードの種類、使い方などについてご紹介します。

キーワードって何?


キーワードは、インターネットを利用するユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、検索するキーワードを指しますが、キーワード選定は、企業や個人が公開するウェブサイトなどのコンテンツのテーマとなるもので、ユーザーに検索してもらいたいキーワードを選定する作業を指します。
基本的には、「カフェ」や「美容室」などの競合の強い単語でのキーワードでは効果が表れやすいですが、上位表示をさせるという目的となると非常に困難だといわれています。なので、コンテンツのアクセスを安定して集めたい場合には、キーワード選定を戦略的に考える必要があります。

キーワードが重要な理由

SEO対策でキーワード選定は重要で、コンテンツのアクセスを集めることができるかはキーワード選定にかかっているといっても良いでしょう。キーワード選定については以下の点を抑えて改善を繰り返すことが大切です。

SEO対策でのポイント

SEO対策でのポイントは複数あり、こちらもまとめてご紹介します。

1.キーワードの需要を調べる
SEO対策においてキーワードの検索数を確認しておくことで、需要がはっきりとわかります。検索回数のない場合には、キーワードに対して需要が低いということがわかるので、SEO対策が有効なコンテンツになる可能性は低いでしょう。
キーワードの需要を調べるには、Googleが提供する「キーワードプランナー」などといったツールを導入することで確認できます。

2.今の検索順位を確認する
先ほどのキーワードの需要を調べたら次は、自分のウェブサイトが検索上位に来ていないかを確認します。
上位表示されていれば、コンテンツの修正をする、上位表示されていなければコンテンツの追加をする。という風に、何をすべきかがわかります。
検索順位を確認するには「Google Search Console(グーグルサーチコンソール)」というツールで該当するキーワードの検索順位が確認できます。

他にも、1つ1つのコンテンツにメインキーワードを設定することや、タグにキーワードを含ませるなど、大切なポイントがありますが、まずはこの2点を抑えておきましょう。

デジタル広告でのポイント

デジタル広告では、設定したターゲットに広告を見てもらわなければいけません。キーワードを選定することによってターゲットに広告が届き、クリックや閲覧、申し込み、購入などが行われることは自明です。

1.効果の高いキーワードに絞る
無駄なキーワードは使用せず、効果の高いものだけを使用しますが、デジタル広告の実績や経験などがない場合効果の高いキーワードの指標となるのが「検索ボリューム」です。この検索ボリュームは「Google広告」や「キーワードプランナー」を利用することで検索ボリュームを知ることができます。
この検索ボリュームの指標が大きなキーワードだけを使えば効果が出るかと言われると、そういうわけにもいきません。検索ボリュームが大きいとユーザーの目に触れる機会も多くなりますが、その分競合が多く、コストもかさみます。
一方で検索ボリュームが小さいキーワードは競合が低く、ユーザーの検索数も少ないため、ユーザーの目に触れる機会の分母が小さくなります。

2.キーワードの競合を分析する
同じキーワードを設定している競合を分析することで、より大きな成果を出すことができます。
同じキーワードでも、他社は価格面で訴求しているか、実績で訴求しているか、ブランドで訴求しているか、どの点で訴求しているかをチェックし、ターゲットなども確認をしておきましょう。
勝てない訴求ポイントは削り、自分のコンテンツに独自性を見出していくことや、競合が利用していて自分が利用していない、見落としていたキーワードの発見など、分析をしていると多くの収穫を得ることができます。
「SimilarWeb」という競合分析に役立つ無料のツールもありますので、ご活用することをオススメします。

キーワード5種類の概要と使い方


キーワードの設定をするにあたって、なるべく失敗しないための5種類のキーワードに分類してご紹介します

【種類①】ビッグキーワード

ビッグキーワードは検索ボリュームが多いキーワードです。需要が高くブームや人々の共通の悩み、お金を稼ぐ方法などはビッグキーワードになる傾向があります。明確な定義はありませんが、月間検索ボリュームが10,000以上あれば、ビッグキーワードと言って良いでしょう。
上位表示ができると大きなインプレッションの獲得の増加が期待できますが、競合も多く、時間や金銭的なコストが高くなりがちです。

どんなキーワード?具体例

例えばビッグキーワードは以下のようなものがあります。

キーワード 検索ボリューム
野球 464,454
英会話 34,453
ダイエット 313,316
51,395
マンション 41,877
転職 114,591
タピオカ 18,845

(2019年8月におけるGoogleでのアクセス数)

使い方

ビッグキーワードを使用する場合、競合が多く難易度が高いため、他のキーワードと組み合わせて対策を行うなど工夫が必要です。
また、使いたいキーワードがビッグキーワードだった場合、そのキーワードの検索上位のコンテンツを見てSEOの状況に合わせましょう。ビッグキーワードで上位に位置するサイトはクオリティが高いものが多く、自分でも良質なコンテンツの提供が前提となります。

【種類②】ミドルキーワード

ミドルキーワードは、ビッグキーワードと後述するスモールキーワードの中間で、検索数や競合もある程度のボリュームがあるキーワードで、ビッグキーワードまでの人気はないが、人気のあるキーワードです。
月間検索ボリュームが数千から1万ほどでミドルキーワードと言って良いでしょう。

どんなキーワード?具体例

例えばミドルキーワードは以下のようなものがあります。

キーワード 検索ボリューム
英会話 アプリ 8,422
サプリ 8,452
ダイエット ジム 3,071
マンション 中古 3,769
ウェブサイト 3,084

(2019年8月におけるGoogleでのアクセス数)

ビッグキーワードのように数万~数十万という検索ボリュームはないものの、関心の寄せられやすいキーワードやビッグキーワードをいくつか組み合わせた複合キーワードでのアクセスが多くなっています。

使い方

ミドルキーワードは検索ボリュームもまずまずのため競合も少なくありません。上位表示できたとしても、同じようにまた割りこまれることもあります。継続的に上位表示を行うには品質の高いコンテンツを作成することやサイトの定期的な更新が必要になります。
ビッグキーワードのような需要の高さはないため、すぐに効果があらわれにくいので注意しましょう。

【種類③】スモールキーワード

スモールキーワードはビッグキーワードやミドルキーワードに対して検索数が少なく、単語をいくつか組み合わせた複合キーワードやニッチなキーワードをスモールキーワードと言います。月間検索ボリュームが数十から1,000程度のものがスモールキーワードと言って良いでしょう。

どんなキーワード?具体例

例えばミドルキーワードは以下のようなものがあります。

キーワード 検索ボリューム
英会話 アプリ 子供 15
美容室 渋谷 182
ダイエット 女性 275
マンション 中古 購入 132
タピオカ 人気 24
入間川 914

(2019年8月におけるGoogleでのアクセス数)

使い方

スモールキーワードは、ビッグキーワードやミドルキーワードに比べると競合サイト数が少ないため、検索上位を狙うことが十分に可能で、検索ボリュームが少ない分ユーザーの目に触れる機会は減ってしまいますが、コツコツとアクセスを増していくことができます。
また、今はスモールキーワードでも、将来的にビッグキーワードになる可能性もあるため、検索ボリュームが少ないからと言って無視できない存在です。

【種類④】ロングテールキーワード

ロングテールキーワードは、いくつかのキーワードの組み合わせで検索されるキーワードで、ビッグキーワードを基準として続けて単語を組み合わせていく方法です。
全体の検索数が少ないですが、ユーザーが検索する意図が明確なためユーザーの意図を理解してコンテンツを提供することで、アクセスに結びつきやすいという特徴があります。また、ロングテールキーワードの検索量葉少ないですが、ユーザーがインターネットの検索をする際には約7割がロングテールキーワードで検索するといわれています。

どんなキーワード?具体例

例えば、「iPhone」というキーワードの月間検索ボリュームは7,766,280というビッグキーワードですが、「iPhone ケース オシャレ ブランド」では月間検索ボリュームが42でした。他にも「iPhone 画面 修理 新宿」では月間検索ボリュームが65で、iPhoneというビッグキーワードを軸にユーザーが求めそうなキーワードを選定し、組み込んでいくことでコンテンツ制作の成果があらわれます。

使い方

繰り返しになりますが、ビッグキーワードを軸にして英語ならばキーワードを4つ以上、日本語ならばキーワード3つ以上で選定を行いましょう。
また、ユーザーの検索意図がはっきりとわかるキーワードが含まれていることがあるとコンテンツの制作を行いやすく、ユーザーの意図のアンサーになるようなコンテンツだと良いでしょう。ロングテールキーワードの検索ボリュームがミドルキーワードクラスの検索ボリュームだと、競合も高くコンテンツの制作をしても見てもらえない可能性がありますので、検索ボリュームが少なくターゲットを定めてからキーワード選定を行うようにしましょう。

【種類⑤】ニッチキーワード

ニッチキーワードは競合の少ないキーワードがSEOでいうところのニッチキーワードになりますが、ニッチすぎる単語で競合や検索してくるユーザーがいない場合は意味がありません。それではニッチなキーワードとはどのようなキーワードなのでしょうか?

どんなキーワード?具体例

1.専門的である
医師や獣医、弁護士や司法書士などの法務職な特別な資格がある方やクリエイター、デザイナーなど得意な分野を持っている方は、得意な分野は活かすことができるはずなので、ニッチキーワードを探さなくても見つけることができる可能性があります。また、同じような得意分野や専門的な職種の方も、特殊なキーワードから検索する可能性も非常に高いです。

2.地域の情報を利用する
その地域ならではのコンテンツを制作すると、自分や近所の人間しか知りえないという理由から競合よりも優位に立てる可能性があります。
また、企業名や店舗名、商品名、サービス名などのキーワードを使うことで、アクセス数を集めることができる場合があります。

使い方

あまりニッチすぎないキーワードを選定しましょう。検索ボリュームがあまりにも少ないと効果がありませんので、専門的なキーワード、地域の情報を活用したキーワードなど、ニッチでありながら質の良いキーワードを使いましょう。

キーワードは目的によって決める


安定したアクセスを呼び込むには、キーワードを目的に応じて決めておくことをオススメします。なぜならユーザーが検索エンジンを何故使用してそのキーワードを検索したかという本質を理解しなければ、キーワード選定をしても効果がない場合があるからです。

案内型

案内型の目的は、Amazonやヤフオク!など、目的となるサイト名にたどり着くためのサイト検索になります。これは、検索の意図が明確であることがわかります。

情報型

情報型では、「1週間の東京の天気」というように何か情報を調べるために検索をします。駅までの生き方や、パソコンソフトの操作方法といった「何かを調べたい」「知りたい」という時に知りたい情報を得るために検索を行います。

取引型

何かの商品を探してから購入するために検索することや、ユーザー自身の目的達成のために行動を実行するために検索を行います。
「ダイエット オススメ」「映画 視聴」「英会話 比較」というような検索となります。

この案内型、情報型、取引型のそれぞれの特徴と検索するユーザーのニーズを理解することが、キーワード選定の考え方に大きく役に立ちます。
例えば、キーワード選定で「ドラム」と設定した場合ユーザーはドラムの購入を考えているのかもしれませんし、ドラムの叩き方を知りたいのかもしれません。「ドラム 叩き方」とキーワードを設定することによって、ドラムの演奏上達が目的のユーザーをウェブサイトへのアクセスを集めることができます。
良質なサイトとは、ユーザーの目的を達成することができるサイトのことで、ユーザーの意図を無視したサイトは、ストレスを感じてしまいます。

キーワードプランナーやサーチコンソールの存在

前半でもご紹介したキーワードプランナーとサーチコンソールですが、キーワード選定や分析に非常に有効的なツールです。
・キーワードプランナー
キーワードボリュームを知ることや、キーワード選定だけではなく、キーワードの検索順位の管理を行うことができます。新しいキーワードや関連性の高いキーワードを調べることもでき、キーワードプランナーを使うと改善を繰り返し効果的なSEO対策を行うことができます。

・サーチコンソール
サーチコンソールは、インターネット上のユーザーが検索を行った時の結果や掲載順位の監視、管理などさまざまな視点からウェブサイトのパフォーマンスの監視と管理を行うことができるツールで、パフォーマンスはグラフで確認することができるため、ウェブサイトの改善に役に立つツールです。

この2つのツールを組み合わせることで、サーチコンソールでは「検索によく使われているキーワードにもかかわらず、クリック数が少ない機会損失をしているキーワード」など、改善すればユーザーの流入を期待することができるキーワードがわかり、キーワードプランナーのデータを見ることで、キーワードの需要を調べることができます。

まとめ

キーワード選定の概要、SEOキーワードの種類や具体的な使い方やユーザーの検索目的を知ることでキーワード選定の検討といったポイントでそれぞれご紹介しました。
SEO対策でもデジタルマーケティングでもキーワード選定はとても大切で、SEOキーワードの特性を知っておくことで、効果的にSEO対策を行うことができ、アクセスを安定して集めることができます。例えばユーザーに寄り添うコンテンツを作るのであれば、ビッグキーワードを軸にしたロングテールキーワードを作ることで、検索結果の上位を狙うことができます。ユーザーの検索意図を見失わないように、効果的なSEOキーワードの選定を行ってみてください。