第三者目線が重要!これからのマーケティングに欠かせない「記事広告」について

第三者目線が重要!これからのマーケティングに欠かせない「記事広告」について


最近電車内で本を読む人や雑誌を読む人、新聞を読む人が減っているように感じませんか?
これは、スマートフォンやタブレットなどの利用者が増え、インターネット環境が整備されてきたことで雑誌や本、それに新聞に変わるメディアを人々が手にしたからという要因があるでしょう。
世間一般にはこのような現象も、「時代が変わったね~」で終わらせて済む話ですが、企業のマーケティングを担当している方や、デジタルマーケティング担当者、あるいはWeb担当者の方にとっては、この現象は無視できないものとなっています。
その理由に、マーケティングをする上では人々の行動の変化や興味があるもの、消費者が接点を持つタイミングや場所などを意識することが必要で、さらに近年ではデジタルマーケティングが企業のマーケティングの中心になっているため、この「スマホやタブレットの利用者が増大」という現象と人々の行動の変化は全く無視できないものとなっています。
今回は、そんなマーケターの方に向けて、スマートフォンやタブレット時代に欠かせない「記事広告」についてご紹介していきます。

記事広告とは?


記事広告とは、その名の通り記事をベースにしたWebページのことで、Webの編集担当者などが商品やサービス、お店などを取材して、それを記事にした広告となります。
通常の広告と比べてコンテンツ作りに力が入っており、取材を通して記事を作ることが一般的なので、取材費用やテキスト費用、写真撮影費など様々な費用が掛かるため、通常の広告作成費用に比べて割高ですが、それでも効果的な広告として多くの企業に利用されている手法となります。
記事広告をネイティブ広告として掲載されていることが多く、まとめサイトやSNSなどでよくみられる広告ですが、ネイティブ、つまり自然な形で広告表示されるため、ユーザーへ違和感を与えないような広告表示が出来るため、効果的な広告と言えるでしょう。
そして、記事広告は基本「読み物」としての立ち位置があるため、読んでいる人が広告という印象を持たずに読め、飽きさせることが無い広告となります。

記事広告の種類は?

次に、記事広告の種類について見ていきましょう。
記事広告は一つの方法だけではなく、様々な種類が存在します。

体験レポートタイプ

体験レポートタイプは、広告主から依頼を受け、取材をもとにそのお店やサービスを体験してレポートとして記事にするタイプのものです。
例えば、パソコン教室や英会話教室、パーソナルジムや水泳教室など、体験できるものがこれに当てはまります。
また、ITツールの様な「使ってみました」系の記事としても体験レポートタイプの広告となります。
通常の広告であれば、製品の良さや値段、特徴や強みなどを表現することが多く、その強みなどは製品の販売元が伝える内容となるため、訴求力には欠ける部分もありますが、体験レポートでは、実際に体験した第三者がレポート形式で情報を伝えるため、客観的な情報として訴求力の高い広告を作ることが出来ます。
体験レポートタイプの記事広告の強みは、実際に体験した内容が伝わるため、イメージしやすいというところでしょう。

インタビュータイプ

インタビュータイプの記事広告は、例えばモデルなどに広告主の商品を利用してもらったり着てもらったりすることで、そのモデルの写真と合わせて着心地や動きやすさ、使い勝手などを記事にするものです。
もちろん、モデルも記事広告にすることはわかっているため、マイナスな発言はしないことが多く、商品の良さを率直な意見で、消費者目線で伝えてくれるため、インタビューしている中で、製品を提供している広告主の気づかない点などが出てくるケースもあります。
また、モデルを起用するタイプとは別に、直接社長や担当者にインタビューをして会社の想いや製品に対するお想いや考え方を記事広告にするケースもあります。
この場合は、企業のブランドイメージを高めるのに効果的で、企業がどのような想いで製品を作ったのか、どのような人に利用してほしいのかなど、インタビューを通して消費者に届けるという方法もあります。

調査タイプ

調査タイプの記事広告は、統計データなどを調査し、一つの製品やサービスを紹介するために情報を集めて客観的視野で記事を作るタイプの広告です。
例えば、アプリを販売している企業に対して、アプリ内マーケティングという商品を販売したい場合に、アプリを利用しているユーザーの統計や、ユーザーがアプリをインストールしている平均の数、アプリを使わなくなる平均的な期間など、あらゆる統計データを利用してアプリ内マーケティングに繋がる情報提供を客観的に記事にすることで、必要性を見出させて自社のサービスを告知するという方法です。
この調査タイプは、ただ自社の製品やサービスを広告するだけではなく、ユーザーのためになる情報を与える記事となるため、閲覧したユーザーにとっては有益な情報となるでしょう。

リリースタイプ

リリースタイプの記事広告は、情報提供の難しさが4つのタイプの中でも強く、その理由としては記事広告の強みは記事としてユーザーに有益な情報を届けるというものですが、リリースタイプの記事は自社製品やサービスをリリースする際に記事広告として配信するというものになるため、自社の製品やサービスアピールが強くなりがちなタイプの記事になります。
そのような形にならないように、記事、つまり読み物としての面白さやユーザーにとって有益な情報としてコンテンツを届けなければ記事広告としての強みは活かされなくなってしまいます。

記事広告を利用するメリットは?


ここからは、記事広告を利用するメリットについて見ていきましょう。

ブランディング出来る

記事広告を利用するメリットとしては、ブランディングが出来るという点があります。
ブランディングとは、自社のブランドを高めるために行う戦略で、記事広告を利用することにより第三者目線で統計情報などのデータ調査をした記事として発信することもあるため、信頼性の高い記事を出すなど、ユーザーからの信頼を得ることができ、ブランドアップに繋がります。

コンバージョンを獲得できる

記事広告は、通常の広告と比べて読まれる比率も高く、そして記事形式になっているため最後まで読んでもらえることも多い広告となっています。
そのため、訴求性も高くコンバージョンにもつながりやすい広告と言えるでしょう。
ただ自社製品やサービスの広告をしただけでは、一方通行な広告になってしまいますが、記事にすることで、第三者目線で情報を届けることができ、訴求力の強い広告を実施することができ、結果、コンバージョンにもつながりやすくなります。

SEO対策が出来る

記事広告の強みの一つとして、SEO対策が出来るという点もあります。
通常の広告として掲載するほか、Webサイトの1ページとしてコンテンツを持つことが出来るため、オーガニック検索によるアクセスも見込めます。
そして、ユーザーにとって価値のある記事であれば、Googleからも評価を受けることができ、あるキーワードで上位表示され、SEO対策になるケースもあります。
Googleが重要視している点の一つに、ユーザーにとって価値のあるコンテンツという部分があるため、その部分においては、記事広告は満たすことが出来るページになる可能性があるでしょう。

認知度を高めることができる

記事広告を利用することで、ただの広告とは違い読み物として最後まで読んでくれる割合が多くなるため、その分認知度も上がります。
特に面白い記事やためになる記事などを掲載することによって、「また読んでみたい」と思わせることや、データがしっかり集まっている記事広告であれば「この会社は信頼出来る」というブランド作りにもつながるでしょう。
沢山の広告を出して人の目に触れさせることも必要ですが、印象付けをすることもマーケティングには必要で、認知度を高めるポイントにもなるでしょう。

記事広告を利用する際のデメリットは?

次に、記事広告を利用するデメリットについて見ていきましょう。

費用が高額になるケースが多い

記事広告は、通常の広告と比べて取材や記事を書くための費用、写真撮影の費用などが掛かるため、一つ一つのコンテンツにコストが多くかかります。
その分、価値のあるコンテンツ作りは出来ますが、費用が多くかかることによって費用対効果が気になるという方も少なくないでしょう。
広告全てにおいて成功するということはありませんので、一概には言えませんが、記事広告は通常の広告よりも長い時間をかけて読むケースが多く、しっかりと訴求できる広告となっているため、費用対効果は十分ある広告の手段と考えられます。

時間と労力がかかる

コストが掛かるのはお金の問題だけではありません。
記事広告を作るために取材などの対応や打ち合わせなど、時間と労力が掛かることも記事広告の特徴の一つでしょう。
その分、しっかりとした記事に出来るため、費用対効果を生むことは期待できますが、時間と労力、そしてお金が掛かるという点が気になるという方も少なくないでしょう。

記事広告を成功させるポイント

ここからは、記事広告を成功させるポイントについて見ていきましょう。

掲載メディアの特性を知る

記事広告を掲載するメディアを選定する際に、どのようなメディアに掲載させるかを決めることが成功させるポイントの一つとなります。
自社のターゲットとするユーザーが利用するであろうサービスやメディアを絞り、そのメディアについての特性を十分に理解することによって、どのようなコンテンツならウケが良いのかを設計し、記事広告を出すことで効果を得ることが出来るでしょう。

読者の特性を知る

掲載するメディアにどのようなユーザー・読者が訪れるかを把握することで、読者の特性を活かして記事広告を成功に結び付けていくことが可能です。
例えば、美容に興味がある読者なのか、ダイエットに興味がある読者なのか、メディアに集まる人の特性を理解し、読者を理解することで、作るコンテンツも異なります。
メディアと読者の両方を理解することで、作るべき記事広告が明確に見えてきて、ある程度の仮説を元に記事を作成することが出来るでしょう。
先述したとおり記事広告には種類が沢山あるため、どのジャンルの記事をどの種類の記事広告で出稿していくかはターゲットとメディア、商品ごとに異なります。
しっかり見極めて価値のある広告を提供していきましょう。

タイトルに力を入れる

いくら良い記事を作ったとしても、見てもらえなければ意味がありません。
記事広告はネイティブ広告として利用されるケースが多いため、自然にクリックもしくはタップしてくれるユーザーが対象となり、クリックやタップをしてくれなければ基本的には効果は生まれません。
そのため、タイトルに力を入れて、見てもらえるような惹きつけるものにする必要があります。
ただ、ネイティブ広告となるため、あまりにも広告っぽいようなタイトルではクリックしてもらえないため、興味を沸かせるような内容で、かつ広告の様なタイトルにしないことがポイントです。

記事広告と相性が良い商品は?


最後に、記事広告と相性の良い商品はどのようなものなのか、見ていきましょう。

第三者目線で紹介したほうが良い商品

まずは、第三者目線で紹介することで効果がある商品です。
例えば、ネガティブなイメージが持たれがちな商品や、差別化が難しいような商品です。
それぞれ見ていきましょう。

・ネガティブなイメージが持たれがちな商品
ネガティブなイメージが持たれやすい商品とは、サプリメントやダイエット製品など、効果が期待できないというイメージを持たれやすいものなどです。
これらの商品は、ただ商品の紹介をしても別の商品と比較されたり、そもそも信じてもらえなかったりしますが、これらを第三者目線で記事広告にすることによって、体験者が語るような信ぴょう性のあるイメージを持たせる効果を生みます。
ネガティブなイメージを払拭し、信ぴょう性のあるイメージを持たせることで広告の効果を上げることが出来るでしょう。

・差別化が難しい商品
差別化が難しい商品、つまり競合他社と商品の差があまり表現できない商品についても、記事広告にすることによって強みをしっかりと表現することや、客観的な感想として記事広告にすることによって、競合他社の商品に比べて良い商品として表現することも可能です。

リリースしたての商品

次に、リリースしたての商品についても、記事広告として効果を出すことが出来ます。
例えば、開発したてで世にまだあまり出ていない商品や、認知度の低い商品などがこれに当てはまります。

・開発したばかりで世に出始めた商品
開発したばかりでまだあまり世に出ていない商品については、商品の良さを知ってもらうためにも記事広告を出稿することがおすすめです。
ただの広告を出すことで認知度を高めていくことは出来ますが、訴求するポイントがただの広告だけでは他の商品との差別化を表現することも難しいため、記事広告によって商品を客観的に表現することで、競合他社の商品との差別化を表現することができ、ブランディングを行うことが出来ます。

・認知度の低い商品
認知度の低い商品も、認知度を高めていくために広告出稿が必要ですが、ただ広めていくだけではなくしっかりとしたブランドとして認知度を高めていく必要があり、商品価値をしっかり伝えていくためにも記事広告によってユーザーの心を掴む必要があります。
特に、新しいサービスなどは体験している姿を記事広告で表現し、新しいサービスを上手にわかりやすく表現していくことで、ユーザーも見たことがないサービスに対してもしっかり理解を深めることが出来ます。
モノやサービスが溢れている時代の中で、認知度を高めて競合他社との差別化を図っていくためには、客観的に表現し、第三者目線で商品やサービスについて伝えていくことが求められており、自社のサービスや商品を「良いよ」というだけではなく、コンテンツという読み物として、サービスや商品のことを興味深く見てもらうことが必要です。

まとめ

ここまで、第三者目線が重要なマーケティングとして、記事広告によるデジタルマーケティングをご紹介してきました。
これまでは広告と言えばデジタル広告にしても画像やテキストによるカタログ形式の商品紹介がメインでしたが、現代においてはモノやサービスが溢れている中で、一つのコンテンツとして読者に読み物として広告を見てもらうことが必要となっており、まずはユーザーの興味を惹くことから始めることが求められています。
これまで記事広告を利用したことが無い企業においては、商品やサービスを紹介していくにあたり、記事広告という選択をしてみてはいかがでしょうか。