新時代のSEOはテキスト検索だけじゃない!こんなにある検索機能

動画検索?求人検索?超充実!Googleの検索機能


Webサイトを持っている企業であれば、WebマーケティングやWebの運用を担当している方であればSEOのことを誰しも行き指揮してきたでしょう。
Webの効果を最大限発揮させていくためには、オーガニック検索による上位表示は昔からどの企業でも対策をし、望んできたことでしょう。
しかし、昨今においてのSEOは変化しており、昔の様な小手先の技術だけでは上位表示されないようになってきており、ユーザーにとって価値のあるコンテンツだけが上位表示されるようになっています。
また、それだけではなく、検索そのものの性質が変わってきており、Googleがユーザーのことだけを突き詰めていった結果、テキスト検索だけではなく、様々な検索方法や回答方法を行っています。
そこで、今回はGoogleが提供している様々な検索についてご紹介していきますので、マーケターの皆さんは是非自社のサービスや商品をアピールしていくアプローチの方法を再検討されてみてください。

従来のSEO対策はキーワード検索のみだった


これまでSEO対策と言えば、キーワード検索によるキーワード上位を目指すことが一般的でした。
それはキーワードによるテキスト検索で、キーワードで検索をしたユーザーに向けてテキスト情報としてWebサイトへの移行を促していたものでした。
そのため、見出しやサイトタイトルなどが重要で、よりユーザーにとってクリックしやすいタイトルにするなどのテクニックが必要とされてきました。

現代のSEOはテキストとは限らない


現代のSEOでは、テキスト検索によるオーガニック検索の順位だけを意識するだけでは、これまでのようなユーザーの獲得に繋がらない可能性が出てきています。
それは、ユーザーごとに求める内容が多様化してきており、ただサイトを紹介するというだけでは満足しなくなってきているからです。
例えば、料理の情報を検索したときに、文字情報によるキュレーションサイトの様なまとめサイトが今までは上位表示されてきましたが、ユーザーにとっては情報がまとめられているよりも、その場で動画による料理の方法が閲覧できた方が望みをかなえることが出来るため、今ではYouTubeによる料理動画が上位表示され、タップもしくはクリックするだけで動画を視聴することが出来るようになっています。
このように、ユーザーのニーズが多様化してきたことや、インターネットやスマートフォンが普及したことによって「いますぐ」結果が欲しいというユーザーのニーズに応えるべく、Googleはテキスト情報以外のコンテンツを上位に表示するようになってきました。

代表的な検索機能

ここからは、Googleが提供している様々な検索方法についてご紹介していきます。

動画検索

テキスト以外の検索の中で代表的なものとして、動画検索があります。
動画検索は、動画サービスとしては代表的なYouTubeをGoogleが買収したことによりGoogleのサービスの中でも多くYouTubeが使われてきています。

・動画検索とは?
動画検索とは、一昔前の「動画」というボタンから検索するものではなく、例えば「ギター 弾き方」などで検索してみると、テキスト情報の他に、YouTubeによるギターのコードの抑え方などの情報がすぐに目に入ってきます。
これらをクリックするとスマートフォンではYouTubeアプリが立ち上がり、動画が流れます。
これまでテキスト情報が上位表示されていましたが、ユーザーが求めるものがどのようなものなのかによって、YouTubeの動画が優先して表示されるようになっているのです。

・動画検索でどんなマーケティングが必要?
動画検索によるマーケティングをマーケターが考えるのであれば、YouTubeを利用して動画を作成しておくことが必要です。
動画コンテンツを作っておき、タイトルや内容紹介の部分にキーワードを入れることで、検索結果で上位にしていくことが出来るでしょう。

ジョブ検索

ジョブ検索はその名の通り仕事の検索です。
例えば、「東京 制作会社 求人」などで検索した際に、求人サイトの紹介以外に、企業の求人そのものがGoogleの検索結果で表示されます。

・ジョブ検索とは?
これまでは、求人サイトでより多くの求人情報があるサイトや、内容が充実しているサイトが表示されていましたが、Googleは企業の求人情報そのものをまとめて表示するなど、検索結果の情報がこれまでと比べて変わってきています。

・ジョブ検索でどんなマーケティングが必要?
ジョブ検索をマーケティングで利用するのであれば、まずは求人情報のページを充実させ、条件や仕事の内容などが明確に記載されている魅力のあるコンテンツを作るべきでしょう。
そして、より多くの求人情報サイトに掲載することによって、そこからGoogleは情報を拾って掲載してくれます。

地図検索

地図検索とは、例えば「京都 法隆寺 行き方」などで検索すると、Google MAPと連動してそこまでの行き方や時間などが地図情報と共に表示されています。

・地図検索とは?
行き方を調べる以外にも、「港区 カフェ おいしい」と地図検索してみると、Google MAPのアプリが立ち上がり、近隣や指定の場所のカフェの情報がずらりと地図情報と共に表示されます。
これは、口コミサイトとも連動しており、☆の数や、コメント、営業時間などが表示されており、ユーザーにとっては知りたい情報がすぐに閲覧でき、その中から行きたい場所が探せるため、これまでのようなまとめサイトよりも素早く情報を得ることが出来ます。

・地図検索でどんなマーケティングが必要?
地図検索でマーケティングを行うのであれば、まずはGoogle MAPに自社のサービスや店舗を登録し、オーナー登録することで情報を掲載することが出来るようになっています。
地図検索は多くのユーザーが利用しているため、すぐにでも登録すべきサービスとなっています。

ショップ検索

ショップ検索とは、Google上で具体的な商品名や必要な用具の購入をしようと検索したときに、テキストの情報として掲載されるのではなく、具体的に画像と金額などを表示する検索結果のことです。

・ショップ検索とは?
ショップ検索では、例えば「ニジマス用 釣り竿」と検索すると、検索結果にAmazonや楽天で掲載されている商品が表示され、具体的な金額や商品名、どこで販売しているか、送料についてもすぐに表示されるため、そこで比較検討して購入を進めることが可能です。

・ショップ検索でどんなマーケティングが必要?
ショップ検索をマーケティングに活かすためには、まずはAmazonや楽天など大手のショッピングサイトに商品掲載をすることが望ましいでしょう。
できるだけ多くのショップに掲載することによって、ネットショップでのマーケティングを広く行うことが出来るようになります。
また、Yahoo!においては、Yahoo!ショッピングに掲載されているものが商品情報として掲載されます。

ローカル検索

ローカル検索とは、検索する場所によって検索順位が異なるものです。
GPSを利用したGoogleのサービスです。

・ローカル検索とは?
ローカル検索とは、同じ検索キーワードでも、検索している場所によって順位が変動するというもので、例えば、東京でエステと検索する場合と、沖縄でエステと検索する場合では、検索結果が異なり、それぞれ掲載順位が東京と沖縄で異なるというものです。
Googleではローカルの情報を、優先順位を高め、よりユーザーの知りたい情報に近いものを出すように設計されています。

・ローカル検索でどんなマーケティングが必要?
ローカル検索をマーケティングで利用するためには、住所や地域の情報などをしっかりとサイトの中に表記し、地元に根付いたお店であることをサイト上でも表現することが必要です。
どこにでもあるお店という表現よりも地元に根付いたお店とアピールすることによって、ローカル検索としてGoogleがうまく拾ってくれる可能性もあるでしょう。
ただし、必ずしも上位に表示されるとは限りませんので、それ以外のSEOの部分での対策も勿論必要となります。

音声検索

現在、Googleでは音声検索や音声によるデバイスとのコミュニケーションを強化しており、「オッケーグーグル」でおなじみの音声検索を広げようと活動しています。

・音声検索とは?
音声検索は、Googleの検索アプリなどで、音声によって検索できるというもので、例えば「近くのおいしいカフェ」などで音声によって検索することにより、その検索結果を表示してくれるというものです。
また、「〇〇に行きたい」というと、Google MAPと連動してそこまでの道のりを案内してくれるようなサービスも行っています。

・音声検索でどんなマーケティングが必要?
音声検索によるマーケティング対策をするためには、VSOと呼ばれるSEO対策が必要で、必要なこととしては、音声検索をどのような状況で行うか、どんな言葉で検索されるのか、をしっかりと考え、ユーザーの立場や状況を踏まえてサイト作りをすることが必要です。
また、音声検索のほとんどはスマートフォンやタブレットのモバイル端末となるため、モバイルフレンドリーなサイト作りは必須と言えるでしょう。

いま、必要なのはユーザーが何を求めているかを把握すること

このように、様々な検索方法が出てきている中で、これまでのようなテキスト情報のみのSEO対策では、時代に追いつかずユーザーの求めるコンテンツを提供しているとは言えないでしょう。
動画にしろ、音声にしろ、地図にしろ、ユーザーが求めるものを最適なタイミングで、最適なコンテンツを、最適な方法で届けることが、現代のWebサイトでは求められています。

ユーザーが知りたいことは多様化している

ひと昔前までのように、ユーザーへ向けて情報発信する場合に、マス媒体などを使えば届くという時代ではありません。
具体的には、新聞折込やテレビコマーシャルなど、見てもらえるという前提で物事を考えると、失敗を生んでしまいます。
テレビを見る人が少なくなったり、新聞を取る人が少なくなったり、地下鉄やJRでスマホをいじって下を向く人が多くなったりと、以前の様な広告媒体では人々の目に触れることすらない時代となっています。

これまでの消費者行動の考え方は「帰ってから調べる」

また、これまでは情報を知りたいとユーザーが思ったときに、「帰ってから調べてみよう」という考えが一般的でした。
それは、パソコンなどによる検索が一般的だったことや、インターネットがそこまで普及しておらず、今では考えられないかもしれませんが、今から20年ほど前はインターネットの接続も電話線から直接パソコンに繋げて、パソコンでインターネットを使っているときは電話が使えなかったという時代もありました。

いまの消費者行動は「いま知りたい」

それが、今ではスマートフォンなどのデバイスが進化したり、ネットが普及したりすることによって、インターネットがいつでもどこでも利用できるため、情報を今すぐ手にしたいという要望が一般的になってきました。
すぐに手にできる時代になったからこそ、今の消費者行動としては「いま知りたい」「すぐ知りたい」といった行動に変化しています。
このように、時代の変化とともに人々の行動や考え方も変わり、それに合わせてマーケティングをしていかなければターゲットに向けて自社のサービスや商品購入へのアプローチをかけることが難しくなってきています。

マイクロモーメントという考え方


この、スマートフォンなどのモバイル端末を利用して検索するようになってから、人々の行動は瞬間的に欲求を満たすようになってきました。
この欲求が生まれてから行動に移すまでの瞬間のことをマイクロモーメントと言い、これからの時代にはマーケティングの中でこのマイクロモーメントを意識して行う必要があると言えるでしょう。

マイクロモーメントって?

マイクロモーメントとは、人々が「知りたい」「行きたい」と思ったときに、以前であれば家に帰って検索したり本屋さんに行ったりすることが一般的でしたが、今では「知りたい」「行きたい」と思った瞬間にスマートフォンに手がいき、スマートフォンを利用した情報収集をする人がほとんどです。
このような行動をマイクロモーメントと言い、この瞬間をマーケターは意識しなければならなくなっています。

4つのモーメント

マイクロモーメントには4つのモーメントがあると言われており、それらを見ていきましょう。

・知りたい
モーメントの内、一番多い瞬間は、この知りたいという欲求が生まれたときのモーメントです。
何かを調べたい、情報を知りたいと思ったときに起こるモーメントです。

・買いたい
何かを購入したい、買いたいと思ったときに起こるモーメントです。
例えば、家の中でテレビを見ていた時に女優や俳優が来ている服を購入したいという思いが生まれたときに起こるモーメントです。

・行きたい
どこかに行きたいと思ったときに起こるモーメントです。
友人と話をしているときに、旅行の話が出たときや、日常の中で目的地が明確に決まっているときに住所などを調べるときに起こるモーメントです。

・したい
何かをしたいと思ったときに起こるモーメントで、例えば、料理を作りたいというときや、ゲームで暇をつぶしたいというようなときに起こるモーメントです。

これからどんどん変化するデジタルマーケティング

これまでのSEOであれば、テキスト情報をまとめあげ、コンテンツを充実させて上位表示を狙うという単純なものでしたが、それでも中々上位を目指すことは大変でした。
それが、これからはテキスト情報だけではなく、あらゆるユーザーのニーズに合わせて対策をしていく必要があるため、マーケターは大変な思いをしていくことでしょう。

5Gの存在

これからインターネット回線が5Gという次世代通信に代わるため、これまで当たり前だったことが当たり前ではなくなり、より動画コンテンツなどの需要が高くなってくるでしょう。
また、いまでは想像もつかないようなサービスが生まれ、ユーザーのニーズもまた変化していくことでしょう。

AIやIoTの存在

AIやIoTによるサービスが開始され、特にAIではこれまで人間でしかできなかったようなことが出来るようになり、マーケターとしての役割や仕事の内容が変わっていく可能性もあります。
そして、モノのインターネットのサービスが普及し、ただ情報を得るだけではなく、ユーザーが思ったときにすぐに物理的に物事を変化させることが当たり前になってくるでしょう。
そうなると、またマーケティングの考えかたも変わってくるでしょう。

まとめ

これまで、新時代のSEOについてご紹介してきました。
これからは、テキスト情報によるSEO対策だけではなく、様々な検索に対しての対策が必要になってきています。
特に、今すぐできることとしては、地図検索をするユーザーに向けての対策や、動画検索をするユーザーに対しての対策など、今すぐにでも対策を行うことが出来るため、今までこのような対策をしてこなかったマーケターの方は、これを機会に対策をされてみてはいかがでしょうか。