店舗を持つマーケターは必見?VRを使ったプロモーションについて

飲食店や結婚式場でも!早く導入して差別化を図ろう!VRプロモーション


リアル店舗持つ企業では、売上を伸ばすために集客や客単価をどう上げていくかを日々考えていることでしょう。
集客を上げる手段として、Webマーケティングを利用し、自社のWebサイトを持つことや、リスティング広告などを出稿したり、オーガニック検索での順位を上げたりすることに力を注いでいるでしょう。
また、最近利用者が増加しているSNSの利用も含めて、デジタルマーケティングに力を入れているという企業が多いのではないでしょうか。
しかし、そんなデジタルマーケティングでの活動も、ある程度知識が身に付き様々なことをやってきたが頭打ちとなり、中々次の手が見つからないというところもあるでしょう。
今回ご紹介するのは、VRによるプロモーションについてで、店舗を持つ企業がVRを利用することで様々なプロモーションが出来るようになり、これまでとは違ったマーケティング・プロモーションを実現することが出来るでしょう。
まずは、VRについてどのようなことが出来るのか、ご紹介していきます。

VRとは?


ITに強い企業であれば、最近のITツールについては知識があると思いますが、ITに弱いという企業もいると思いますので、まずはVRとは何かについて見ていきましょう。
VRとは、Virtual Reality(バーチャルリアリティ)の略で、仮想空間つまり、現実にはない世界でも仮想空間を作ることでその世界にいるかのような感覚を味わうことが出来るものです。
VRを体験するためには、仮想空間に入り込むための環境が必要となりますが、例えば部屋の中をすべて映像にしてしまい、仮想空間にいるかのような錯覚を与えることや、VRゴーグルを利用して、VRゴーグルの中に仮想空間を作り、仮想空間にいるような錯覚を与えることも可能です。
一般的には、後者のVRゴーグルで利用するケースが多く、VRゴーグルは手軽に手に入るような価格で販売されているため、今では一般家庭の家でも目にするようになりました。

VRと似ている用語

VRはテレビやニュースなどでも取り上げられているため、よく聞いたことがある言葉ではあると思いますが、それに似た用語も出回っているため、他の用語についても見ていきましょう。

AR

ARとは、Augmented Realityの略で、日本語では「拡張現実」の意味を持っています。
拡張現実というのは、リアルな現実社会にデジタルなどの仮想空間を繋げたものと考えるとわかりやすいでしょう。
VRは仮想空間だけで作られた世界に入り込むことですが、ARは現実社会の中に仮想空間を作るというもので、わかりやすい例だと「ポケモンGO」があります。
ポケモンGOでは、現実社会の中である場所に行くと画面上でモンスターが現れ、そのモンスターを獲得するというものを楽しむゲームですが、そのゲームの中に現実社会が入っており、一時期爆発的な人気を生みました。
仮想空間だけの世界ではないため、現実社会と仮想空間の融合によりかけ離れた世界というイメージが無く、見ている人の興味を惹きつけるものとなっています。
最近ではアプリで「SNOW」や「TikTok」などもこの技術を用いており、アプリを中心にARのサービスが広がっています。

MR

MRとは、Mixed Realityの略となっており、日本語では「複合現実」という意味を持っています。
複合現実とは、ARとVRを合わせたようなもので、ARを進化させたものというイメージが一番わかりやすいでしょう。
ARは仮想現実を現実社会に取り入れたものですが、実際に触ろうと思っても触ることが出来ず、位置情報をもとに画面の中に画像などを表示するものですが、MRは、それらの画像やボタンの様なものを実際に手で触れることでボタンを押したような形になったり、その画像の裏側に行くことができたりするなど、画像や映像が実際にそこにあるかのような表現をすることが出来るものです。
まさにドラえもんの世界のようなことが出来るようになってきています。
これらを活かしたサービスがどんどん広まっており、現実社会と仮想空間の世界を繋げることが現実的になってきています。

VRは何が出来る?

実際に、VRではどのようなことが出来るのでしょうか?

シミュレーション

企業がVRを活用する例として挙げられるのはシミュレーションです。
よくあるのは、医療の現場や製造の現場などで、実際にモノが無くてもシミュレーションを行うことが出来るため、自己に繋がらずに安全にシミュレーションが出来たり、コストをかけずにシミュレーションしたりすることが出来るため、医療現場や製造現場においては利用されています。
また、一般企業においては、防災訓練などもシミュレーションを行うことも出来ます。

教育機関での利用

教育機関においても、VRを利用することが出来ます。
教育現場においては、座学などで学ぶことよりも、実践で学んでいくことが重要視されている傾向にあり、英会話なども、外国教師と会話をすることなどを重点に置いている教室も多くあります。
このような教育機関においては、VRを利用して仮想空間の中で体験学習をし、体験学習から学びを得るということで利用されるケースがあるようです。

不動産関連

VRの良さを活かしていくためには不動産関連は欠かせません。
例えば、不動産物件の中で、立地が離れている場合、そこに行かなくても家の中に入ったような仮想空間をVRで演出したり、多くの物件を短い時間で確認したい方に向けてVRで案内したりするなど、様々な方法で利用することが出来ます。
特に、まだできていない物件を見ることは現実的には不可能ですが、間取りや設計図から仮想の家を作り、建てる前からどのようなイメージになるかを体感することが可能となります。

飲食店

飲食店においては、今まで入ったことが無いお店でも、ホームページ上にVRの映像を流すことによって、そのお店に入ったかのようにお店の隅々まで画像で確認することができ、お店の雰囲気などもホームページ上からリアルに表現することが出来るようになっています。
飲食店は予約する前にどのようなお店か知りたいと思っている方も多く、様々な飲食店検索のサービスサイトはありますが、VRを利用することで他店との差別化を図ることが出来るでしょう。

観光

観光業にとってもVRは検討すべきツールと言えるでしょう。
例えば、その国や土地に行ったことがないが、興味があるという方は、今まではGoogleアースなどを利用したりGoogleストリートビューなどを利用したりしてその地域などを見ることもあったと思いますが、VRを利用することによって、行ったことのない異国の地でも自分がそこにいるかのような形で仮想空間を見ることが出来るため、異国へ旅する不安なども解消されるでしょう。
VRを利用して体感してもらうという使い方もありますが、そのようなサービスをすることにより認知度や集客につながることも利用するべきポイントの一つとなるでしょう。

VRが利用される背景


ここからは、VRが利用される背景について見ていきましょう。

どこでも情報が得られる時代になった

VRが普及してきた背景としては、インターネットの普及やデバイスの普及によりどこにいてもいつでも情報を得られるような時代になったことが挙げられるでしょう。
これまで、インターネットが無かった時代や普及していなかった時代には、自分の足で情報を得ることが当たり前でした。
そのため、情報を今のように得られないために情報への欲求もそこまでありませんでした。
しかし、今ではどこでも誰でもいつでも情報が得られることが当たり前となっているため、よりわかりやすい情報やよりリアルな情報を求める人が多くなったということで、VRのようなリアルな情報を得られることが求められ、VRを普及させた理由の一つになるでしょう。

ネット上の情報が重要視されてきた

また、現実社会の情報よりも、今ではネットの情報が注目されたり重要視されたりしていることも、VRを普及させた理由の一つになるでしょう。

VRを利用するメリット・デメリット

ここからはVRを利用するメリット・デメリットについて見ていきましょう。

VRを利用するメリット

店舗を持つ企業がVRを利用するメリットは以下の通りです。

・お店の雰囲気を伝えられる
お店に来ていない人でも、どのような雰囲気なのか、何が置いてあるのか、広いのか狭いのかなどを来店されていないユーザーに見てもらうことが出来ます。
見てもらうことでお店のことを理解してもらい、来店に結びつけるきっかけにすることが出来るでしょう。
見込み客を購買客に変えるためには顧客との接点を多く持つことが重要です。
そういった意味においては、VRを利用することで顧客がサイトを訪問するきっかけを作ることが出来るでしょう。

・差別化を図ることが出来る
お店でVRを取り入れることによって、他店との差別化を図ることが出来るでしょう。
5Gの出現によりVRを利用する店舗は今後増えていくと思いますが、いち早く取り入れている企業は多店舗よりも進んでいると思われることもあるでしょう。

VRを利用するデメリット

次に、VRを利用するデメリットについて見ていきましょう。

・コストが掛かる
まずデメリットに感じるところとすれば、コストが掛かるところでしょう。
主なコストとしては、機材・人件費・制作費です。
機材は、VRで閲覧できるサービスを提供するために、360度カメラが必要となり、その機材を用意するための費用が掛かります。
そして、撮影するためにはスタッフにやってもらうことになるため、人件費がその分かかり、普段の状態よりもよりきれいに撮るために清掃や小物を購入するなど細かなコストが掛かるでしょう。
そして、VRで閲覧できるようにWebサイト上に画像を埋め込みするための制作費も必要となります。
自分自身で制作出来れば別ですが、制作コストも見ておくべきでしょう。

・労力が掛かる
コストと同じようにVRで利用できる写真を撮影するほか、制作などの労力が掛かることがデメリットです。
しかし、これらの労力は何をするにしても発生するものなので、VRだから特別必要な労力ということではありません。

VRを店舗で利用している事例


次に、VRを店舗で利用している事例について見ていきましょう。

飲食店の場合

飲食店で利用している例としては、ホームページの中にVR用の店舗内画像を撮影しているものです。
ラグジュアリーな雰囲気の店舗などを画像だけでは表現できないフロアの感じや照明の感じなど、VRであれば表現しやすいでしょう。
また、お店の中を歩いているような感覚で閲覧することが出来るため、お店の雰囲気が伝わりやすくなります。

不動産企業の場合

不動産企業の場合は、賃貸マンションなどを内覧しなくてもお店にいながら多くの物件の内覧が出来ることで、顧客といくつも回らなくてもよくなり、クロージングまでの時間を短縮することや、移動コストなどを削減することが出来るでしょう。
始めに多くの物件の画像が必要となりますが、画像は撮影するだけなので、それほど労力は掛からないでしょう。
顧客にとってもうれしいサービスとなるため、ブランド力を上げることも出来るでしょう。

結婚式場の場合

結婚式場でもVRを利用しているケースがあります。
これはマーケティングやリード顧客の獲得のためなどではなく、結婚式そのものにVRを利用しているものです。
VR結婚式という言葉も生まれているほど、結婚式の中でVRを利用しているケースが多く存在し、その例としては以下のようなケースがあります。
・VRを利用して結婚式の撮影サービス
結婚式の様子を撮影し、新郎新婦に提供するというサービスがありますが、VR用に撮影した映像を提供するというサービスも生まれています。
後から新郎新婦が結婚式の様子を参列者側の目線で見ることが出来るため、人気のサービスとなっているようです。

・結婚式会場をVRで体験
結婚式をする前に、式場をVRで見学することが出来ます。
実際にその場に行かなくてもVRで式場の様子などの雰囲気を味わうことが出来るため、式場探しをしている顧客の目を引くことが出来るでしょう。

・結婚式自体をVRで体験
式場だけではなく、結婚式そのものを体験するということもサービスとして行っているところがあります。
自分が結婚したわけではないのに、VRの中でまるで結婚式を挙げたかのような臨場感で退官することが出来るため、結婚式の本番の様子を顧客にアピールすることが出来ます。

ジムやスクールの場合

ジムやスクールの場合には、VRを利用したホームページを作ることで、どのような教室の雰囲気なのか、ジムの雰囲気なのかを見てもらうことが出来ることで、教室の様子やフロアの様子などが分かるため、来店の後押しにすることが出来るでしょう。
特にスクールや教室は、これから毎月のように通うため、雰囲気などは出来るだけ行く前につかみたいものです。
行く前に教室の雰囲気や様子などが知れると安心できるでしょう。

VRを使ったマーケティングをするには

実際にVRを使ったマーケティングを行うためには、どのような準備が必要なのでしょうか。

準備する機材

準備しておくべき機材としては、VR用の360度カメラです。
360度カメラが無ければ、VR用の写真を撮影することは出来ません。
また、パソコンによって画像を取り込み、サイトに掲載する必要があるため、パソコンも必要になります。
必要な機材は以上ですが、実際に撮影するとなった時に、閲覧したユーザーがガッカリしないように、いつもよりも設備を良くしたり小物を置いたりするなど、予定していなかったものを購入することもあるでしょう。

準備しておくべきこと

VRによるマーケティングを行うために準備をしておくべきこととしては、VRを利用してどのようなユーザーにどのようなサービスを提供したいか考えておくことです。
例えば、お店の中を見せたいだけなのか、結婚式場のように模擬結婚式を体験させてあげたいのか、どのような人にどのようなサービスを提供したいかを考えておくことによって、ストーリーが明確になるでしょう。
せっかく行うのであれば、効果的なVRマーケティングを行うべきでしょう。

まとめ

ここまで、VRを活用したマーケティングについて店舗を持つ企業に向けてご紹介してきました。
VRのほか、ARやMRなどがあり、今では様々なアプリなどで利用されてきている仮想空間ですが、これからは企業としてもどのような仮想空間を利用してサービスを提供していくか、企業のブランド力を上げていくか、マーケティングを高めていくかが課題になるでしょう。
まだまだ普及していない今だからこそ、他社よりもいち早く取り入れることによってブランド力を上げることや、認知度を高めることが出来るでしょう。
それぞれの業種ごとに出来ることが限られますが、顧客サービスを第一として考えることで、自社だけにしかできない独自のVRの使い方が見えてくるのではないでしょうか。
是非、仮想空間を利用した独自のマーケティングを行ってみてください。