Webサイトやツールの導入に役立つ!?IT導入補助金とは

IT導入補助金、積極活用してますか?


Webマーケティングやデジタルマーケティングを行っている中で、新しいWebサービスを取り入れたいと思ったり、新しくWebサイトを立ち上げたいと思ったりしても中々先立つものが無く取り入れることが難しい場合があると思います。
特にWebシステムなどを導入する場合には、数百万円単位での費用が必要になるなど、中小企業においては組織としての体力が無ければ難しいでしょう。
そんな時、注目していただきたいのが助成金や補助金の存在です。
助成金や補助金は国や自治体から出されているもので、組織を成長させたり継続させたりするために必要なものを導入する際に補助的な役割となってくれます。
しかし、この助成金や補助金はわざわざ国から宣伝をしてくれることはなく、自分たちで見つけていかければならないものです。
しかし、そのような情報は自分でアンテナを張っていなければ中々知ることすらできないですよね。
今回は、そんな助成金や補助金の中でも、IT導入補助金という制度について注目してご紹介していきたいと思います。

何か新しいこと始めたい!でも先立つものが・・・


Webマーケティングを行っていると、業務改善したいものや、マーケティングとして新しい試みをしたいことなど、数多くあることでしょう。
しかし、中小企業においては高額なITツールを導入したり、新しいWebサービスやWebシステムを導入したりすることはハードルが高いことがあるでしょう。
どんどん売り上げや利益が伸びている企業にとっては、金額的な面でのハードルは低いかもしれませんが、売上や利益が低迷している企業にとっても、何か打開策や新しい取り組みをしなければいけないのは同じことです。
そのような時、助成金や補助金による支援があれば、新しい試みなどが実施でき、企業としても成長する可能性があります。
そのような企業のために国は助成金や補助金という制度を作り、企業の成長を後押ししているのです。

助成金や補助金はどこから出ている?

助成金や補助金はどこから出ているのでしょうか?
国や自治体から出ているのですが、それぞれ以下の様なところから助成金が出されています。
・厚生労働省
・通産省管轄
・経済産業省
これらの管轄によって助成金や補助金が出されていますが、厚生労働省に関しては、人材についての助成金が多く、例えば研修に関する費用が出たり、給料をアップさせることにより助成金が出たり、働く人の環境を改善することによって出る助成金があったりと、人材に関することで助成金を出す様なものになっています。
一方、経済産業省のものについては、ITツールを導入するなど企業が成長するために必要な機械やサービスの導入について支援するものが多いようです。
助成金や補助金の種類は?
助成金や補助金にはどのような種類があるのでしょうか?
ここからは、それぞれの種類について見ていきましょう。

助成金について

・雇用調整助成金
こちらは、企業が雇用を継続していくために必要となる休業や教育訓練を実施することにより助成されるもので、例えば、企業にとって重要な集客や販売に関する研修を行うために、Webマーケティングの人材を増やすためのマーケティング研修などを実施することでその費用が一部助成されるといったものです。

・中途採用等支援助成金
中途採用者の採用を拡大するために雇用管理制度を整備し、実際に採用を拡大することによって助成されるもので、生産性向上をすることが目的となっています。
こちらも、新たにWebマーケティングやマーケティング部の人材を強化するときになど利用できるでしょう。

・トライアル雇用助成金
トライアル雇用助成金とは、障害者の方を雇い入れるなど、トライアルつまり試験的に段階を踏んで雇用したい企業に向けた助成金で、Webを運用するための人材として障害者を雇い入れたいときになど利用できるでしょう。

・地域雇用開発助成金
こちらの助成金は、人材の雇用が難しい地域などにある企業に向けて、事業所を設置する・整備するといったものに対して出される助成金となっており、新たに店舗展開したい企業や、Webで場所や時間に捉われない企業が製作拠点として人材の少ない地域に拠点を構えるときになど利用できるでしょう。

これ以外にもまだまだ助成金はありますが、厚生労働省から出ているものは、このような人材や雇用に関するものが多く出ています。

補助金について

・ホームページ作成支援事業補助金
ホームページ作成支援事業補助金は、その名の通りホームページを作成する支援をしてくれる補助金で、Webマーケターがいる場合には、自社のホームページを持っていることがほとんどだと思いますが、マーケティング部隊はあるがWebに関しては今までやっていないという企業にとってはおいしい補助金と言えるでしょう。

・販路拡大支援事業
例えば、自社製品の販売に向けてセミナーを行うなど、販路を拡大したい場合に支援してくれる補助金です。
展示会の開催に関して、装飾に関する費用や会場の使用料、製品の輸送費など対象となるようです。

・IT導入補助金
IT導入補助金は、その名の通りITツールやサービスを導入する際に補助をしてくれるもので、一般的にはこの補助金が高額なため多くの企業が利用しています。
IT導入補助金は数百万円という単位で補助金が出るため、利用しない手はないでしょう。

これ以外にも多くの補助金が存在しますが、利用できる時期や条件などがありますので、それぞれの公式ページなどで確認しておくことが必要です。
また、利用するためにはそれぞれの担当者と電話や直接会って相談してみると良いでしょう。

Webシステムの導入に助成金や補助金は使える?
ここからは、助成金や補助金はWebシステムの導入などに利用できるのかを見ていきましょう。

助成金について

助成金はこれまでご紹介してきたように、人材や雇用に関してのものが多く、ITツールやWebシステムを導入する際に人材や雇用に関しての内容を含めなければ利用することが難しいものとなっています。
ただし、例えばITツールの導入により雇用の条件が良くなることや、労働環境が改善される・生産性が向上するなどの目的があり、それを実現することが出来るようなものであれば、助成金の対象になることもあります。

補助金について

補助金については、助成金とは性質が異なり、その名の通り補助をするための費用となります。
こちらは労働環境や雇用に関するものではなく、例えば事業拡大するために新店舗設営に関する費用の一部負担や、ITツールの導入、販路拡大のための補助など、事業を拡大したり、店舗を増やしたり、新規で起業するときになど利用できるものが多くなっています。

IT導入補助金とは?


IT導入補助金とはいったいどのような補助金なのでしょうか。ここからは、IT導入補助金について詳しく見ていきましょう。

どんな補助金?

IT導入補助金とは、中小企業や小規模専業者に向けての補助金となっており、生産性向上を目的としたITツールの導入について補助してくれるものです。
この補助金の目的としては、中小企業がITツールを導入することにより生産性向上をして企業の継続や事業拡大をすることで、補助金の対象となるのは、ソフトウェアに関する費用や、導入費用に関するものとなっています。
補助金としては以下の様な種類があり、補助率は1/2となっています。
・A類型
補助金の額は40万円から150万円となっており、その掛かった費用の1/2まで補助されます。

・B類型
補助金の額は150万円から450万円までとなっており、こちらも導入や購入に関する費用の1/2まで補助されます。

A類型とB類型の違いについてですが、以下のようになっています。
・A類型
導入するソフトウェアの内容のうち、2プロセス以上の目的があることが条件となり、内容というのは、人材配置に関することや、会計や財務に関すること、人事や給与に関することなどそれぞれのプロセスに分かれています。
この中から2つ以上のプロセスがあるものがA類型となります。

・B類型
A類型と条件の内容はほぼ同じですが、プロセスの数が5以上必要になるものが対象です。
細かくはもう少し条件がありますが、最低限の条件としてこのようになっているため、大規模なシステムを導入するようなときに利用するイメージでしょう。

どこが運用しているの?

運営は一般社団法人サービスデザイン推進協議会というところが行っていますが、補助金の出どころは経済産業省となっております。

何をしてくれる?

IT導入補助金を利用すると、ITツールの導入に関する費用を補助してくれます。
一次的に貸してくれるというものではなく、費用を戻す必要はありません。
補助を受けることにより、ITツールの導入のハードルを下げることが出来ます。

対象にならないもの

対象にならないものは、VRやARのコンテンツ制作やコンテンツ配信管理ツールの導入、広告宣伝費、リースに関する料金などは補助金の対象にはなりません。
また、タブレットやパソコンの導入も補助の対象にはなりませんので注意して下さい。

IT導入補助金を利用する条件

ここからは実際にIT導入補助金を利用したいという企業の方に向けて、導入する条件について見ていきましょう。

事前に登録が必要

IT導入補助金を利用するためには、事前に企業の登録が必要です。
これは、導入する側も提供する側もそれぞれで登録が必要となり、登録していない企業は利用することが出来ません。
これは厚生労働省から出ている助成金の仕組みとは異なり、決まった形式での申請が無ければ利用できない補助金となっているため、必要な書類などを事前に確認しておくことが必要です。

業者も決まったところに

ここでポイントになるのは、補助金を利用する企業だけではなく、その企業へ提供するツールを販売している企業も登録が必要になるということです。
いくら補助金を利用したいと思っても、提供側の企業がIT導入補助金の提供企業として登録していなければ、その企業を通して得たITツールの補助金は出ないことになってしまいます。
このあたりが補助金と助成金の違いとなり、特殊な部分があります。
せっかく利用しようと思っても、それぞれがIT導入補助金を利用するための事前登録をしていなければ利用することも提供することも出来ません。

IT導入補助金を使うには業者の選定も重要


ITツールを導入しようとする企業が、IT導入補助金を利用しようとする場合には、特定の業者からしかITツールを導入することが出来ません。

登録していない業者はNG

サービスを提供する側の企業のことを、ベンダー企業と呼んでいますが、このベンダー企業はどこでも良いということではありません。
IT導入補助金を利用するには、事前に登録されているベンダーの中から企業を選ぶことと、サービスを選ぶことが必要となります。
そのため、IT企業からITツールの導入に関して提案が来たとして、そのツールをどうしても使いたいと思ったときには事前にそれらを提供してくれる企業がIT導入補助金のベンダー企業として登録が必要になることと、利用する業者も登録することが必要です。

どんな業者が良い?

ITツールを導入する際には、どのような企業から導入することが望ましいのでしょうか。
IT導入補助金を利用する際には、多くの企業の中からIT導入補助金を利用しても良いと思われる事前登録されている企業からしか選定できません。
その中でも自分たちの希望とあったツールを提供している企業を探すことが出来れば、一番良い展開となります。

IT導入補助金を使うメリット

次にIT導入補助金を利用するメリットについて見ていきましょう。

ITツールの導入を補助してくれる

これまでご紹介してきたように、ITツールを導入しようとしている場合に、それぞれの商品ごとにパッケージ金額が異なりますが、その半分を出してくれるのが一番のメリットです。
企業としてはITサービスを利用して生産性向上などが望ましいですが、その導入の補助をしてくれる役割を持っています。

お金は返さなくても良い

IT導入補助金は、国から出させる補助金となるため、返金することは必要ありません。
ただし、何かの不正が行われていたり、その後の報告が滞っていたりすると、返金を要求される可能性がありますので注意が必要です。
学校の奨学金などは返還する必要がありますが、IT導入補助金にはそのようなことは無いと思って良いでしょう。

IT導入補助金を使う流れ

最後に、IT導入補助金を導入するための流れについて見ていきましょう。

補助金申請の資格があるか確認しておく

補助金の申請には、資格が必要となります。
幅広い業種が対象となりますが、宗教法人や任意団体などは受付も行ってくれませんので、条件についてはしっかりと呼んでおくとが必要です。
※申請に必要な要件とは、いわゆるみなし大企業ではないような企業となります。

ITツールについての理解

導入したいITルールを確認します。
ITツールが補助金の対象になっているかはもちろんのこと、A類型に当てはまるのか、B類型に当てはまるのかのチェックもここで必要となります。
また、大事なのはツールの表面的な機能だけではなく、実際に導入したときのイメージを作り、担当者レベルではなく会社を巻き込んで申請を進めていくことが必要です。

ITツール導入支援事業者を選択

使いたいITツールが見つかったら、今度は導入してくれる企業を決めます。
ITツールは世の中に沢山ありますが、自分たちの企業に合った利用が出来るツールは中々見つかるものではありません。
しかし、自分たちの利用したいツールを導入してくれる企業がいたら、ラッキーと思って検証してみると良いでしょう。

補助金の申請手続きを行う

補助金を利用するために書類申請などを含めた手続きを行います。
IT導入補助金はITツールを導入することによってもらうことが出来る補助金ですが、国のお金を使って導入の補助をしているため、利用するためには様々な書類があることを覚悟するべきでしょう。
また、導入が終わった後にも3年から5年ほどは書類による状況報告などが義務付けられているため、これを嫌って利用しないという企業もいるようです。

まとめ

ここまで、Webサイトやツールの導入に役に立つIT導入補助金についてご紹介してきました。
IT導入補助金の他にも厚生労働省から出ている助成金や、その他の補助金がありますが、ハードルが比較的低く、高額の補助金をもらいたいならIT導入補助金がおすすめです。
しかし、導入するためには事前の登録が必要であることや、導入したいツールの提供元も登録しておく必要があります。
補助金や助成金を利用してツールを導入したいという声はよく聞きますが、実際に利用する際には書類の作成や継続的な報告書が必要となるため、専門の業者の方に依頼して代行してもらうという手もあるでしょう。
補助金は中小企業が使える補助金となります。
是非、利用を検討すると良いでしょう。