Webマーケティングが強くなる!Googleの検索アルゴリズムと便利なサービス

Googleの検索アルゴリズムを理解して、1歩先のwebマーケティングを


新元号が「令和」と発表され、5月から新しい時代が始まろうとしています。
何かの節目では、新しく目標をもって頑張ろうと考える方も多いのではないでしょうか。
この春に組織変更などで異動が決まり、今まで経験したことが無い部署への転属となった方の中で、Webマーケティング担当者になったという方も、中にはいるのではないでしょうか。
デジタルマーケティングやWebマーケティングと言う役割が注目されている中、専属にWebやSNSの担当者を設置するというのは決して間違った判断ではないでしょう。
新人・ベテランに限らず、Webマーケティングを担当される担当者の方は、往々にして「作業」に注目してWebマーケティングの仕事を行ってしまうものです。
ここでは、Webマーケティング担当者に向けて、知識として持っておくべきGoogleの検索アルゴリズムと便利なサービスについてご紹介していきます。

Webマーケティングをするすべての人にとってGoogleの存在は外せない


デジタルマーケティングやWebマーケティングを行う担当者の方にとって、作業はもちろん重要なことですが、作業だけに捉われていると、肝心の考え方や判断を間違えてしまう可能性があります。
その考え方とは、Googleの考え方のことです。
Webマーケティングを行う方にとって、Googleの検索サービスを利用している以上、Googleの考え方やGoogleの存在自体は無視できない存在であるでしょう。

検索と言えばGoogleになっている

なぜ、Googleが外せない存在になっているかと言うと、言うまでもないですがユーザーがサイトを検索する際にはGoogleを利用しているユーザーが多いからです。
Webサイトを立ち上げた理由として、検索ユーザーに対して自社のサービスや商品を紹介したいという目的がある以上、Google上で検索をするユーザーを無視できません。
そのため、Google検索の中でユーザーに自社のWebサイトを見つけてもらうためには、Googleの考え方を理解し、どのようにすれば上位に表示してくれるのか、どのようにすればユーザーに見つけてもらえるのかを考えなければなりません。
一昔前の考え方である「ユーザーが調べるであろう検索キーワード」を対策するだけでは思ったような結果は得られないでしょう。

Yahoo!もGoolgeの検索アルゴリズムを利用している

検索するユーザーはGoogleだけではなくYahoo!の検索エンジンを利用する人もいるでしょう。
しかし、Yahoo!の検索エンジンもGoogleのアルゴリズムを利用しているため、結局はGoogleの考え方の元、検索結果が表示されるようになっています。
つまり、検索ユーザーの大半はGoogleの考え方によって検索結果が表示され、その検索結果をもとに情報収集しているということが言えます。
そのため、Googleの考え方を理解することで、Googleが「良い」と思っているサイトを作り、結果的に多くのユーザーに自社サイトを見てもらうことを考えていかなければなりません。

Bingも無視できない存在となっている

GoogleやYahoo!だけではなくBingも検索エンジンとして利用されているサービスです。
Bingはマイクロソフトが作っている検索エンジンですが、GoogleやYahooと比べて利用しているユーザーは少なく、日本においてはほとんどの方は利用していないでしょう。
しかし、アメリカにおいては2割から3割程度の方が利用しており、日本においてもWindows 10が利用されるようになり利用するユーザーも増えてくると考えられています。
そのため、これからはGoogleだけではなく、Bingなどへの対策も検討していかなければならないでしょう。

とはいえ、Googleが今は最強

とはいうものの、現状ではやはりGoogleが検索ユーザーの大半を占めているため、Googleが最強であると言えるでしょう。
そのため、自社のサイト上で商品やサービスをユーザーに見てもらうことを叶えるためには、Googleの考え方を理解し、Googleがやっていることに合わせて自社のWeb上での表現を変化させていく必要があります。

Googleの考えを知ることはSEO対策者としては必須

Webサイトを運営する上で、Googleの考え方を理解し、対策をしていくことが必要不可欠であることをお伝えしてきましたが、Googleはどのように考え、どのような部分で評価をしているのでしょうか。
ここでは、評価ポイントやGoogleの考え方をご紹介していきます。

Googleに評価されるためには評価されるポイントを知ること

Googleの検索結果で上位表示してもらうためには、Googleの評価ポイントを知る必要があります。
Googleはアルゴリズムについては公表していませんが、どのような考えを持っているかは公表しており、その考えに合わせてWebサイトを作っていく必要があります。
「私たちが見せたいもの」と「Googleが評価するもの」には違いがありますので、自分たちがこうしたいというものを強めるのではなく、あくまでもGoogleが求めるものに合わせていくという必要があります。

Googleには10の事実がある

Googleは10の事実と言うものを掲げています。
Googleが目指すものはこの10の事実に記載されており、それには「遅いよりも速い方が良い」ということや、「一つのことを追求する」と言うようなことが記載されており、検索エンジンとしての在り方と言うものを表現しています。
例えば、遅いよりも速い方が良いというものに関して、検索したユーザーがサイトを訪れたときに、サイトが表示されるまでのスピードが速い方が良いということも一つの基準となります。
そのため、トップページが素早く表示されるために画像サイズを小さくすることや、サーバーを変更するなどWeb担当者としてはやらなければならないことが沢山出てくるでしょう。
このように、Googleが掲げる10の事実を見るだけでも一つ一つの項目において、自社サイトで足りないものが見えてくるはずです。

SEO対策をするという事はGoogle対策をすることと同じとも言える

こうしたことから、Web担当者が自社サイトのSEO対策をするということは、Google対策をするということと同じことと言えるでしょう。
一昔前までのSEO対策では、小手先の技や悪質な方法によって検索結果をコントロールできた時代もありますが、今ではAIの発達などもあり小手先の技や悪質な方法では検索上位に表示させることは難しくなっております。
ユーザーのことを考え、ユーザーにとってどのような情報が求められているので、ユーザーがどのようなタイミングでどのようなデバイスを利用して検索しているのか、本気でユーザーのことを考えていかなければ、Googleの評価も得られないと考えた方が良いでしょう。
逆に言うと、小手先や悪質な方法によりGoogleやユーザーをダマしたようなSEO対策は、現在ではGoogleからのペナルティを受ける形となり、結果的にGoogleからの評価を下げてしまい検索結果では下位に表示させられてしまうケースが多く見られます。
Googleも日々進化しユーザーに対してどのようなサービスであればよいかを研究しているため、それについていかなければ上位表示させ続けていくことは厳しいでしょう。

Googleの検索アルゴリズムの仕組みについて


ここからは、Googleの検索アルゴリズムについて見ていきましょう。
Googleは検索アルゴリズムの仕組みについて以下のような内容を公開しており、Googleがいかにユーザー目線でユーザーのことだけを考えているかがわかるでしょう。

検索キーワードを分析する

ユーザーに必要な情報を届けるため、ユーザーに的確なサイトを表示させることはもちろんですが、ユーザーがどのような意図をもって検索しているのかをキーワードから分析することからGoogleは始めています。
検索するユーザーが必ずしも正しい検索をしているとは限らないため、キーワードを分析してユーザーが求めているものが何かを知ることからスタートしています。
例えば、「電球の変え方」という文章を「電球の入れ替え」と置き換えて検索結果を表示したり、「郵便局で両替できるか」を「郵便局で交換できるか」に変更して表示させたりするなど、ユーザーにとって正しい解決方法が出るようにGoogleはキーワードの分析から行います。
また、検索している情報が、特定の情報に関することなのか、口コミなどの具体的な内容なのか、その日の上昇キーワードについてなのかなど細かく分析しています。

検索キーワードを照合する

Googleはキーワードを分析したら、そのキーワードに向けて正しい回答がある・ユーザーが求めている答えがあるサイトを表示させます。
これは、ただキーワードが多く入っているサイトと言うわけではなく、それに関する画像や文章、見出しなどあらゆる情報を選択して最適なものをユーザーに届けています。
昔のSEO対策の様なキーワードをとりあえずたくさん入れておけばよいということではなく、総合的に見て有益な情報が入っているかを評価しています。

有益なページのランキング

Googleはサイトの評価を行うために、キーワードの数ではなく、コンテンツの質などにこだわっています。
コンテンツの新しさ、検索キーワードが出現する回数、ページのユーザーエクスペリエンスの質など、ユーザーにとって正しい情報であることや、新しい情報であるということに評価を与えています。
また、外部からのリンクも関連性のあるものであることや、沢山のサイトから注目を浴びているサイトも高評価としています。

最適な検索結果を返す

検索結果を表示させる際に、Googleは偏った情報だけを掲載していないかなどをチェックしています。
ある一定の情報だけを出すのではなく、複数の回答があるものなどを一つの答えに絞ることをせずにユーザーに質の高い検索結果を届けるためのチェックを怠っておりません。

文脈を考慮する

Googleは一つのキーワードで同じ検索結果を出すとは限りません。
Googleでは過去の検索結果の履歴や地域によって検索結果を変更させています。
たとえば、フットボールで検索した際に、シカゴではアメリカンフットボールのチームなどが出てくるようになりますが、ロンドンで検索したユーザーに対しては同じフットボールと検索してもプレミアリーグなどのサッカーに関する情報を検索結果として表示させています。

このように、Googleは検索したユーザーに対してユーザーが求める以上にユーザーのことを考えて検索結果を表示し、ユーザーにとって有益な情報を届けるため様々な取り組みをしています。

便利な検索サービスについて


ここからはGoogleが提供しているサービスについて見ていきましょう。

回答を直接提供する

Googleは、検索結果としてサイトを表示するだけではなく、直接回答をするようにしています。
例えば、「今日の天気」と調べたときに、天気予報が記載されているサイトを表示するだけではなく、今日の天気の情報を検索結果上で表示しています。
検索したユーザーがサイトを訪れなくても、その手前で回答をしてあげるというサービスになります。

ルートと交通状況を知らせる

「〇〇までの行き方」や「特定の住所」で検索した場合にも、Googleは直接回答し、ルートと交通状況を知らせる内容を掲示してくれます。
行き方や住所を調べる場合、大抵のユーザーはその場所までの行き方や地図が知りたいはずです。
そのような情報をすぐに届けられるため、サイトを訪れなくても検索結果上で知ることが出来るようにGoogleはしています。

ナレッジグラフからの回答

Googleはナレッジグラフと言うデータベースを持っており、ナレッジグラフには500億個にも及ぶ情報が蓄積されており、その中には「東京タワーの高さ」など具体的に数値で表現できるものなどが数多く存在しています。
それらの情報の中から回答を見つけ、Googleでの検索結果上に表現してくれています。

強調スニペット

Googleでは、ただ検索結果を表示させるだけではなく、その中から「この内容ではないか」というものを探し出し、そのサイトに対して強調するようにしています。
強調表示されたサイトは言うまでもなくユーザーがクリックする率は高く、強調したサイトは大抵ユーザーの求める回答を持っているサイトとなっています。

リッチリスト

Googleは検索したユーザーに対して複数の画像で回答する場合があります。
リッチリストは、ユーザーが検索したキーワードに対して複数の回答が出た場合、その内容をもとにナレッジグラフと連携して複数の画像を表示し、画像をクリックするとその中でユーザーが必要としている情報を表現するようにしています。

尋ねる前に情報が手に入る

Googleが提供しているアプリやサービスでは、検索する前から必要な情報が手に入るようにユーザーのことを考えたホーム画面にしています。
ユーザーは検索をするものと言う概念を越えて、ユーザーが検索しなくてもユーザーが知りたがっているであろうことを予測し、ユーザーが行動する前に答えを表現してあげるということを考えて提供しています。
このように、Googleではユーザーのことを考え、ユーザーが求める以上にユーザーの持つ疑問に対して真摯に徹底的に回答を出そうとしています。

GoogleはどうやってWebサイトを認識している?

最後に、Web担当者として知っておくべきこととして、GoogleがどのようにしてWebサイトを認識しているかを確認しておきましょう。

クロールという行為について

GoogleがいくつものWebサイトを認識しているのは、クロールと言う行為を行っているからです。
クロールは、インターネット上でGoogleが開発したロボットを定期的に循環させ、そのロボットが一つ一つのサイトを認識し、検索結果上に表示するようにしています。
このロボットの動きをクロールと言い、検索結果上に自社のサイトを表示させるためには、Webサイトをクロールしてもらう必要があります。

クロールしてもらうためには

GoogleにWebサイトを認識してもらうためには、クロールしてもらうことが必要ですが、時間が経てば自動的にクロールされ、検索結果上に表現されますが、一般的にはせっかく作ったサイトであればすぐにクロールしてもらい検索結果上に表示してもらいたいものです。
そのためには以下のような方法があります。
・URL 検査ツールを使用して問題ないかを確認する
URL 検査ツールと言うものを使用して、URLを検査します。
[インデックス登録をリクエスト] を選択してテストをし、問題ないかを確認します。
・サイトマップを送信する
問題ないことが確認できたら、サイトマップを送信してクロールしてもらいます。
サイトマップレポートと呼ばれるものを利用してサイトマップを送信するか、pingツールと言うものを利用してリクエストを送信するかどちらかを選択することが出来ます。

まとめ

ここまで、Webマーケティングに強くなるための方法として、Googleの検索アルゴリズムについてご紹介してきました。
Webマーケティングを行っていると、キーワード対策やコンテンツの質を上げることなどを考えて作業を行いますが、実際にはGoogleのことを理解していなければそれも徒労に終わる可能性があります。
しっかりと結果を出していくためには、Googleの考えをよく理解し、Googleが求めるもの、つまりはユーザーが求めるものは何かを考えてサイト作りをしていくことがSEO対策には必要と言えるでしょう。
小手先のキーワードなどの対策だけではなく、ユーザーが求めるものは何で、それを解決するためにはどのような表現が良いのかを考えていくと良いでしょう。