SEO対策の近道はGoogleが掲げる10の事実を理解すること

成功への近道ってあるの?

デジタルマーケティングと言う言葉が生まれてから、世の中ではSNSやメールマーケティングなどデジタルを利用した集客活動や宣伝活動が盛んになってきました。
今まで集客活動に雑誌や新聞広告の紙媒体を使っていた企業も、デジタルシフトしてWeb広告やSNS広告などを利用するようになったところも少なくないでしょう。
広告業界としても、今まで多く利用されてきたマス媒体の利用費用は大きく減少してきており、右肩下がりの状況となっていますが、その中でもWeb広告だけは右肩上がりで利用者も利用される広告費も年々高まってきています。
そのような背景から、時代は紙ではなくWebを活用した広告宣伝が主流となってきていると言えますが、その中でも企業として努力していきたいところはSEOの部分ではないでしょうか。
Web広告を利用して検索結果上で上位表示させることは可能ですが、出来ることなら費用をかけずにオーガニック検索で上位表示を目指したいものです。
今回は、そのSEO対策について触れていきたいと思いますが、SEOを知る上ではGoogleの理念や考え方は外せないものとなっています。
Googleが公表している10の事実について、SEOの観点から見ていきましょう。

SEOのおさらい

まずは、SEOについておさらいしていきましょう。
Webマーケティングやデジタルマーケティングを行っている方であれば、当たり前の内容になるかもしれませんが、ここで考え方を統一していきたいと思います。
SEO対策とは、オーガニック検索上で自社のサイトを狙ったキーワードで上位に表示させることを言います。
上位表示させるためには、Googleアドワーズなどの広告出稿によって、オーガニックの検索結果とは関係なく上位表示させることが出来ますが、それらを併せてSEM(search engine marketing)と呼んでおり、SEO対策は、SEM対策の一つに過ぎません。
整理すると、企業がWebマーケティングを行う上で、検索結果上の上位表示を目指すうえでは、SEMというマーケティングが必要となり、SEMには大きく分けて「オーガニック検索」の対策と、「検索連動型広告」の対策が必要となります。
その、オーガニック検索の対策がSEOであり、自然検索で上位表示を目指す方法となります。
そして、その自然検索の中で上位表示を目指すためには、検索エンジンを運営しているGoogleやYahoo!の考え方、アルゴリズムを理解していかなければ上位表示させることは難しく、特にGoogleの考え方を理解する必要があります。

現代のSEO

つい数年前までと比べて、Googleの検索結果は大きく変わっており、それだけGoogleが常に進化を遂げているということにつながるでしょう。
ここでは、昔と今のSEOについて振り返ってみましょう。

昔のSEOは乱暴だった

SEO対策をする企業と言うと、一昔前まではうさんくさい企業というイメージが強かったのではないでしょうか。
今でこそ、そのような企業はつぶれてしまっていることが多いですが、一昔前のSEO対策は乱暴な対策をされる企業が多くいたという印象を持ちます。
例えば、極端な例を出すと、SEO対策をすると言って、自社のスタッフで1日に何回もアクセスし、さもアクセス数が上がったというような企業がいたり、対策をすると言って関係のないサイトから被リンクを多くして一気にユーザーが訪れたと表現してみたりと、かなり乱暴で粗悪なSEO対策をする企業やコンサルタントが多く存在しました。
今ではそのような企業やコンサルタントはほとんどいないと思いますし、信じたいところですが、SEO対策と言いながら小手先の「裏技」的なもので対策と言っているところは今でもあるでしょう。
また、実際に被リンクやアクセス数、ページの数や文字の数、キーワードの数などで上位表示させることは、昔は可能な時もありました。
しかし、それらは一昔前のSEO対策と言えるでしょう。

現代のSEOは真面目な人が勝つ

現代においては、SEO対策は小手先の「裏技」のようなものでは上位表示させることは出来なくなっており、かえってそのような方法をとるとペナルティを受け、今まで上位にいた場合でも、一気に圏外(検索でほとんど表示されない)になってしまいます。
そのような小手先の「裏技」ではなく、本当にユーザーのことを考え、キーワードをもとに「どんな答えを求めているのか」と真剣に考えてサイトを制作することで、ユーザーからの信頼を得て結果的にGoogle上で検索結果上位を獲得することが出来るようになっています。
Webマーケティングをしっかりと理解し学んでいる企業は、ユーザーの求めるものを理解しようと努力し、試行錯誤しながらユーザーの期待に応えられるサイトを制作・運用しています。

SEO対策するためには何が必要なのか?

では、Webマーケターが実際にSEO対策をしていくためには、どのようなことが必要なのでしょうか。
SEO対策で必要なことを見ていきましょう。

ユーザーに価値があるものを提供すること

ユーザーにとって価値あるものとはどのようなものかを理解して提供することが必要です。
検索するユーザーは必ず「悩み」があります。
それはユーザー自体も気づいていないものが多いですが、悩みを抱えているからこそ検索するのです。
悩みと言うと、相談したいとか苦しいというイメージがあるかもしれませんが、ここでいう悩みとは「解決したい・実現したい何か」ということです。
例えば「スノーボード 初心者 教え方」というキーワードで検索するユーザーは、自分自身がスノーボードで初心者の誰かに教えなければいけない状況が想定されます。
その場合にユーザーとしてはどのような答えが入っているサイトが必要とされているのでしょうか。
実際に検索した場合には、上位表示されているのは、初心者に教えるための動画が一番に表示されています。
また、サイトとしては初心者に教えるコツや、ポイントなどを紹介しているサイトが上位表示されています。
このように、そのキーワードからユーザーが抱える悩みを解決してあげる内容が入っているサイトが上位表示されるのです。
また、悩みとはマイナスなことばかりではなく「楽しみたい」「暇をつぶしたい」という内容もユーザーの悩みと考えられます。
つまり、「ユーザーがいま求めているもの」に対して答えや情報を与えることが必要とされており、結果的にその情報をもとにユーザーが行動することが、Googleの求めていることでもあります。

Googleの想いに合わせること

検索エンジンのアルゴリズムではGoogleが大きく評価されており、全世界のほとんどがGoogleの検索エンジンのアルゴリズムを利用しているといっても過言ではないでしょう。
検索するユーザーが利用しているプラットフォームがGoogleである限り、Googleの想いや考え方を無視するわけにはいきません。
上位表示されるためには、Googleの想いや考え方を理解し、その考え方に合わせていかなければGoogleは価値を認めてくれません。
その上では、Googleが掲げる10の事実を理解し、受け止めることが必要です。

Googleが掲げる10の事実を知ること

Googleのことを理解するためには、Googleが公表している10の事実を理解することが早いといえるでしょう。
沢山のWebマーケターやデジタルマーケターも、Googleの10の事実を読み、自分なりの理解を深め、SEO対策やWebコンサルタントなどに役立てています。
Webマーケターとして、Googleの10の事実を知ること、理解することは最低限必須と言えるのではないでしょうか。
しかし、現実の世界においては、Web制作をする制作会社や、制作担当者はマーケティングのことを理解せず、デザインのことやユーザビリティに関しての知識を持たずに制作することも多く、間違った見解や自分の見解、クライアントに言われたからという理由でユーザーのことを考えず、Googleの意図しないものが出来上がってしまうこともあります。
そのようなことにならないよう、Webマーケ担当者として正しい知識を持ち、広告代理店やWeb制作会社とのやり取りをしていくことが必要です。

Googleが掲げる10の事実とは?

ここからは、実際にGoogleが掲げる10の事実について一つずつ見ていきましょう。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Googleはユーザーの使いやすさしか考えていません。
広告を表示させるときにも、その広告が検索したユーザーにとって邪魔な存在にならないように関連性のあるものしか表示させないことや、検索結果には「広告」としっかり表示するようにしており、ユーザーにとって使いやすいものということしか考えていません。
そのため、Googleの検索画面ではニュースやそれ以外のサービスは表示されておらず、検索のみに特化した作りとなっているのです。
このことから、制作するサイトもユーザーのことだけを考え、ユーザーにとっての利便性や情報開示などが求められていると言えるでしょう。

1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

Googleは検索するユーザーが求めるものを、ユーザーにとって価値のある情報を届けることだけを考えて極めてきました。
そのため、Googleには様々なサービスがありますが、それらは検索というサービスを突き詰めていった結果生まれた副産物であり、Googleは検索と言う1つのサービスだけを極めて大きくなった会社でもあります。
そういった背景から、Googleはより専門性があり、研究されている情報に対して価値を見出しており、例えば病気のことであればお医者さん、子供のことでの悩みなら同じ子を持つお母さん、ハチミツのことであれば養蜂所など、専門性の高いサイトを上位表示させており、専門的で的確な答えをもつ情報に価値があると判断していると言えるでしょう。

遅いより速いほうがいい。

Googleはユーザーを待たせることを嫌っています。
どんなユーザーも遅いよりは速い方が良いだろうという考えを持っており、サイトがつながる時間や、表示される時間、検索結果が表示される時間など、どのような時間も速くあるべきだと考えています。
そのため、サイト表示の速度や理解される速度など、あらゆる面で、ユーザーへの回答を速くするということがもとめられていると言えるでしょう。

ウェブ上の民主主義は機能する。

Googleは、インターネット上でも民主主義、つまり「多数決」は機能していると考えています。
Webサイトが閲覧されるたびに「投票」が行われ、そのサイトに価値があると判断される材料となると明確にうたわれています。
そのため、人気が高く良く見られるサイトや、利用されているサービスには価値があると判断されていますが、一方で、多く訪れてもすぐに立ち去ってしまう方が多いサイトなどは「投票」されたが結果的には価値を見出されなったサイトとして評価が上がることはないでしょう。
つまり、多く閲覧されただけでは評価に繋がらず、良く売れているサイトや無料登録されているサイトなどが評価されると考えて良いでしょう。

情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

ユーザーが情報を探しているタイミングはパソコンの前でだけではないという考えがGoogleの考えとなっており、スマートフォンやタブレット、ゲーム機の進化や利用ユーザーの拡大、インターネット環境の向上により今ではどこにいても検索が出来るようになっています。
また、モバイルファーストというように、スマートフォンからの検索が多くなっている中で、スマートフォンで閲覧したときのユーザビリティが一番評価されると考えて良いでしょう。
悪事を働かなくてもお金は稼げる。
Googleはまじめにユーザーのことを考え、真剣に取り組めば結果的に収益が上がると考えています。
そのため、悪意のある広告や、派手な広告などは一切認めておらず、「目立ちたい」という企業側の考え方よりもユーザーが価値のあると判断できる材料をどのように提供できるかということを常に考えています。
そのため、目立とうとしたり、実際よりも良く見せたり、盛って見せたりすることはGoogleの評価としては低いものとなってしまいます。
大切なことは、ユーザーが判断するということで、判断を誤らせるようなことはしないということです。

世の中にはまだまだ情報があふれている。

世の中にあるサイトの数は今や数億サイトあると言われています。
それだけでももの凄い数ですが、これからはそれ以上にサイトが作られていくほか、画像の検索や書籍の検索など、かなりの情報量の中から、ユーザーの求めているものを回答していくことをGoogleは研究しています。
そういったことから、サイトだけではなく、あらゆる情報を開示することで、自社のサービスを広めていく機会を作っていけると考えられるのではないでしょうか。
実際に、Google MAPなどでも検索結果として上位に表示されるようになり、そこから集客につながるということも事例として挙げられます。

情報のニーズはすべての国境を越える。

Googleが目指すものの一つに、世界の国境の壁を越えるというところがあります。
国境を越えるということは、言葉の壁を越えるということにもつながり、Googleでは翻訳機能などを充実させています。
そういった背景から、制作するサイトも国境を越え、言葉の壁を越えたサイトが評価されると考えられるでしょう。
つまり、英語翻訳や中国語翻訳など、翻訳機能が付いたサイトはユーザーにとって価値があると考えられ、その結果Googleからも評価を受けるということが言えそうです。
実際に、中国や台湾、ヨーロッパなどからの観光客が増え、インバウンド戦略が日本でも多くの企業によって行われています。
そのような部分から言っても、国境を越え、言葉の壁を越えたWebサイトやサービスが評価されると考えられるのではないでしょうか。

スーツがなくても真剣に仕事はできる。

スーツで仕事をするからと言って良い仕事が出来るとは限らないというのがGoogleの考えです。
Googleという会社の企業文化を作るため、Googleはスーツ以外での服装での勤務や、バランスボールなどを取り入れて良い雰囲気づくりを心がけています。
つまり、Googleは形にこだわらず、様々なアイデアを形にしていくことが必要だと考えているということです。

「すばらしい」では足りない。

Googleは、ユーザー自身が求める回答を理解していなくても、検索結果として答えを導き出してあげることがGoogleの役目だと考えています。
つまり、検索してユーザーが求める結果を出すだけがゴールではなく、ユーザーの期待以上に結果を出すことが使命だと感じています。
そのため、企業や個人が制作するサイトやサービスもまた、同様の考え方を期待していると考えられるでしょう。
ユーザーに「すばらしい」と言われるだけのサービスやサイトだけでは、ゴールにならないという考えです。

まとめ

ここまで、SEOのことを理解するために、Googleが掲げる10の事実についてご紹介してきました。
SEO対策をするWebマーケターのかたやデジタルマーケターの方はもちろんのこと、Webサイトを制作する人や運用する方もGoogleのことを理解することが必要と言えるでしょう。
制作の技術や運用の技術はあったとしても、Googleの考えが理解できなければ、Webマーケティングは的外れのものとなってしまうでしょう。