いまさら聞けない!?動画マーケティングとは

動画マーケティングについて、もう完璧ですか?

デジタルマーケティングやWebマーケティングを担当している人であれば、最近のマーケティングトレンドとして外せないのが動画マーケティングではないでしょうか。
今回は、動画マーケティングについてご紹介していきます。

動画マーケティングとは

動画マーケティングとは、インターネット上で動画などの映像コンテンツを利用して、自社のサービスや商品の販売活動を行うものです。
動画マーケティングではYouTubeやニコニコ動画をはじめとする動画閲覧サイトを利用することが多く、特にYouTuberと呼ばれるYouTube上で活躍する方々の動画アクセスが多くなったことなどから動画コンテンツに注目が集まってきました。

様々な場面で「動画」が

インターネット上だけに限らず、今では様々なところで動画コンテンツが利用されています。
その中でも特に多いのは、やはりインターネット上による利用となっており、Web広告や、企業HP内での利用、facebook広告などのSNS広告やインフルエンサーによるInstagram内の動画など、様々なシーンで動画コンテンツが利用されており、今この瞬間も新しい動画コンテンツが世に生み出されています。

代表的な「YouTube」

動画コンテンツの代表的なものと言えば、YouTubeです。
YouTubeは、その名前の通り、自分たちでテレビ番組を作れるというようなテーマで利用されてきましたが、その名前の通りに今ではYouTuberと呼ばれる人々が居間にあるテレビ以上に閲覧され、若い人を中心にテレビ離れするほどYouTubeの閲覧ユーザーが多くなっています。
そんな中、YouTuberを目指す若者も多く、将来なりたい職業として「YouTuber」を選択する子も多くなっています。

動画マーケティングが普及した理由

これほどまでに動画コンテンツが普及した理由はどのような部分にあるのでしょうか。見ていきましょう。

環境が整備された

動画コンテンツが普及した理由の一つとして外せないのが、環境の整備ではないでしょうか。
インターネット環境が整い、家庭内でのブロードバンド環境が当たり前となって現代では、家にいなくてもWi-Fi環境が整備されており、どこにいてもインターネットが使い放題で利用できるようになっています。
かなり、古い話になりますが、一昔前まではアナログ回線やISDN回線というインターネット回線がNTTを中心にサービス提供されていましたが、ADSLというブロードバンド回線を、ソフトバンクを中心に広めていったことで、世の中にブロードバンド回線が広がり、光ケーブルによるインターネット環境が当たり前の時代となりました。
一昔前までの回線では考えられもしなかったインターネット環境が当たり前になったことは、動画コンテンツが普及した理由として外せない部分でしょう。

デバイスが普及した

また、インターネット環境が普及したのと同時に、スマートフォンなどのデバイス(端末)も普及しました。
スマートフォンやタブレットをはじめとするデジタル端末がPCよりも普及し、今では多くの人がスマートフォンやタブレットを持ち、至る所でインターネットを通してメッセージのやり取りやゲーム、漫画の閲覧や動画閲覧などを手軽に行えるようになりました。
このような、デバイスの普及も、インターネット環境と同様に進化したことは、動画コンテンツを普及させた後押しとなったことは間違いないでしょう。

テレビよりもYouTube

動画コンテンツは今では若者以外でも多くの人が閲覧・利用しているものです。
特に、10代~30代に関しては、居間でテレビを見るという環境よりも、部屋でスマートフォン片手に動画を閲覧するという人が多くなっており、10代のお子さんを持つ家庭では、お子さんがテレビ好きというところは少ないのではないでしょうか。
昔のテレビのようにコマーシャルをはさんだり、自分の好きな番組が放送される時間まで待ったりという受動的な市長よりも、いつでも自分の見たい映像が見られるという手軽さやスピード感から、YouTubeの動画を閲覧するという人も多いのではないでしょうか。

動画マーケティングをするメリット

ここからは、実際に動画マーケティングを行っていった場合のメリットについてみていきましょう。

伝えたいことが伝わりやすい

動画マーケティング、つまり動画の良いところは情報を伝えやすいというところです。
テキストデータ(文章・文字)や、画像よりも情報を伝えやすく、伝わりやすいのが特徴として挙げられ、文字情報は読み手にとって苦痛になるケースがあります。
小説のように文章の中に入り込み、文字情報だけでその景観や状況をイメージできる場合には想像力が広がり、そういった楽しみ方もありますが、インターネット上の情報として、ユーザーが求めているのは「わかりやすさ」です。
わかりやすさ・伝わりやすさでいうと、文章や画像などよりも動画コンテンツの方が目的を達成しやすいと言えるでしょう。

訴求力アップでコンバージョンにも影響

伝わりやすい・わかりやすいということは、その結果、プロモーションとして成果が出やすいということにつながります。
Web上では商品購入や、問い合わせ・資料請求などの見込み客の獲得が求められますが、それらの結果を出しやすいのは動画コンテンツということになります。
それらを理解している大手企業は、LINE広告やfacebook広告などのWeb上の広告では動画コンテンツを多く利用し、費用対効果を高めるために次々と広告用の動画コンテンツを制作しています。

SEOにも効果的

動画コンテンツはSEOにも効果的と言われています。
Googleの検索エンジンで上位に挙げていくためには、「ユーザーの求めるサイトになっていること」が必要です。
先述した「伝わりやすい・わかりやすい」コンテンツが動画コンテンツであるならば、Googleが推奨するユーザーの求めるサイトになっていると評価されます。
動画コンテンツによりユーザーが資料請求をしたり、体験予約をしたり、商品の購入に繋がったりした場合には、Googleからもユーザーのニーズに合っていると高い評価を受けるでしょう。

このように、動画コンテンツを利用した動画マーケティングを行うことによって、商品やサービスの情報を伝えやすい・コンバージョン率を高めやすい・SEO対策にもなるという利点が挙げられます。

動画マーケティングで感じるデメリット

動画マーケティングでは多くのメリットがあるということが分かりましたが、一方でデメリットはどのような部分があるのでしょうか。
動画マーケティングを行う前に、デメリットについても理解しておきましょう。

動画制作コストが掛かる

動画マーケティングを行っていくために外せないデメリットとしては、制作コストが掛かるという点です。
動画コンテンツは手軽にアップできるようになった一方で、企業が広告用やHP上での利用をするためには素人感を出した動画コンテンツを利用するわけにはいきません。
そのような素人感を出した動画をあえて利用するという手法もありますが、一般的にはプロが作ったような動画コンテンツにすることが求められます。
そのようなコンテンツを制作するためには人件費を含めたコストが掛かり、それをいくつも制作していくとなると、莫大な時間と労力が必要となります。
映像プロダクションという会社があるように、動画コンテンツは作りやすくなった一方で、しっかりとした動画を作るためにはそれなりの知識や技術、時間や労力が必要となります。
しかし、今ではそのような動画コンテンツを制作するソフトなども多く提供されているため、制作したい動画コンテンツのレベルに合わせてソフトを利用すると良いでしょう。

どんな動画を作ればよいかわからない

動画マーケティングを行う場合、大抵困るのは「どんな動画を作ったらよいか」ということです。
動画自体の制作はなんとかできるようになったとしても、どのようなコンテンツを作ることがユーザーの興味を引くものなのかわからず「ネタ」に困ることがあるでしょう。
大切なのは、動画を作る目的や、どのようなユーザーを獲得していきたいのか、閲覧したユーザーにどのような行動をとってほしいのかを明確にすることです。
ただ面白いと思ってもらうだけではなく、拡散してほしい・いいねして共感してほしい・商品やサービスのイメージをアップさせたい・認知をしてもらいたいなど、動画マーケティングだけではなく、マーケティングそのものには目的があります。
動画マーケティングを行う目的を明確にすることによって、どのような動画コンテンツを制作するべきかは明確になるでしょう。

動画マーケティングの進め方

動画マーケティングは実際にはどのように進めていけばよいのでしょうか。
まずは、ゴール設計から始めることが必要です。

KGIの設定

KGIつまり、事業自体の目的や目標数値を明確にすることです。
その中で、デジタルマーケティングやその中の動画マーケティングによるKPIを決め、動画マーケティングからどのくらいの見込み客を獲得していきたいか、コンバージョンを獲得していきたいのかを明確にすることが大切です。

配信先はどこにするのか

KPIを決めたら、制作する動画コンテンツをどこに掲載するのか、配信先を決めることが必要です。
例えば、YouTubeに載せたいのか、Instagramで配信したいのか、ニコニコ動画による配信なのかなど、ターゲットとするユーザーが閲覧するであろう配信先を決めます。

動画コンテンツを制作する

配信先が決まったら動画コンテンツの制作に入ります。
動画コンテンツの制作は次章でご紹介しますが、身近にあるツールで制作することがおすすめです。

閲覧数や効果を測定しPDCAを回す

配信した動画コンテンツの効果測定を行います。
閲覧数や閲覧時間などを確認して、動画の効果測定をすることで、次の動画制作に役立てます。
facebook広告などのSNS広告を利用している場合には、どこまで動画が閲覧されたかなど測定する機能もあるため、ユーザーの行動を解析することが出来ます。
動画マーケティングで利用する動画の制作方法
実際に動画コンテンツを制作する方法はどのようなものがあるのでしょうか。見ていきましょう。

動画制作ツール

動画制作には動画制作ツールを利用することが一般的ですが、どのようなソフトがあるか見ていきましょう。

・Premiere Pro CC
PhotoshopやIllustratorなどを提供しているアドビシステムズの製品で、動画コンテンツと言えばPremiereをイメージするほどプロの動画コンテンツを制作することが出来ます。

・Power Director
動画コンテンツ制作では外せないツールの一つで、初心者から上級者まで幅広い層で利用できるツールです。
360°動画編集などもできる優れものです。

・EDIUS Pro
Grass Valleyから提供されている製品で、4K動画編集にも対応しており、クオリティが高い動画編集が出来ることが特徴です。
プロ並みの動画編集をしたい場合にはおすすめです。

・PowerPointでも作れる
動画編集ソフトを沢山ご紹介してきましたが、家のPCには基本的には動画編集ソフトは入っていないでしょう。
しかし、マイクロソフトから提供されているPowerPointでも動画編集が可能となっています。
PowerPointは、スライドショーやプレゼンテーションを行うソフトとして広く認知されてきましたが、いまではファイルの保存形式を動画にすることも可能となっており、手軽に動画コンテンツを作ることが出来ます。
特に、facebook広告や、Webページの一部に動画を埋め込みたい場合など、PowerPointを利用して手軽に動画コンテンツを制作することが可能です。

様々な有料ツールをご紹介してきましたが、有料版以外にも無料の動画コンテンツ制作ツールが存在します。
今ではインターネット上から無料でダウンロード出来たり、スマートフォンなどで無料アプリがあったりと手軽に制作することが可能となっています。

広告を動画で効果的に

動画コンテンツの利用として、最近多くなっているのがWeb広告による利用です。
LINEやfacebookをはじめとするSNS広告や、Web広告の場面でも動画コンテンツは多く利用され、テキストデータと画像データの組み合わせによる広告よりも、動画コンテンツを利用した広告の方がコンバージョンなどの効果があると言われています。

facebook広告での利用

動画コンテンツをfacebook広告で利用する場合、わざわざYouTubeにアップする必要はあません。
facebook上にそのまま広告としてアップロードできるため、YouTubeにアップするなどの手間が無く、利用しやすいのがfacebook広告です。
また、facebook広告は、ネイティブ広告として利用されるため、利用しているユーザーに自然に閲覧されるような仕組みとなっているため、効果も期待できます。

LINE広告に利用

LINE広告を行うのであれば、動画コンテンツは欠かせません。
LINEを利用するユーザーであればイメージしやすいと思いますが、LINE広告のほとんどが動画コンテンツとなっており、動画であることが当たり前のようになっています。
LINEはセグメント配信というターゲットを絞った配信が出来るため、動画コンテンツを希望のターゲットに合わせて配信できることも魅力です。
facebookも同様にセグメント配信できますが、ユーザーの多さからLINE広告を利用したいという企業が圧倒的に多いのではないでしょうか。
また、LINEによる動画マーケティングを行う場合には、「タイムライン」「LINE NEWS」「LINEマンガ」「LINE BLOG」などLINEのプラットフォームが幅広いため、LINE広告による効果も期待できるのではないでしょうか。

LINEにしてもfacebookにしても、SNSを利用した広告配信をするのであれば、動画コンテンツの利用が欠かせないと言えるのではないでしょうか。

これから可能性が広がる「動画」の世界

動画コンテンツの制作や、動画マーケティングが広まってきたのは、ここ最近の話ですが、テキストデータや画像データだけのコンテンツよりも、動画コンテンツの需要が高くなってきています。
これから先、さらに5Gの登場により動画コンテンツが当たり前のように利用され、動画コンテンツや動画マーケティングの先にあるマーケティング手法なども出てくることでしょう。
Tik Tokなどのアプリやサイトが流行したこともあり、今ではスマートフォンを持っているユーザーであればだれでも手軽に無料で動画コンテンツが作れる時代となっています。
今まで動画コンテンツを利用されていなかった企業や、マーケティング担当者の方も、これからは動画コンテンツや、動画マーケティングの利用などを検討されていく必要があるのではないでしょうか。

まとめ

ここまで、動画マーケティングについてご紹介してきましたが、動画マーケティングのメリットとしては、情報を伝達させやすく、わかりやすい伝達が出来ることや、コンバージョンUPやSEOにも効果があることがわかりました。
また、デメリットとして制作コストやネタなど困ることもあるかと思いますが、これからのマーケティングでは動画マーケティングは検討せざるを得ない時代と言えるのではないでしょうか。
今まで動画マーケティングを行ってこなかった企業や、マーケティング担当者の方は、これを機会にぜひ動画マーケティングの世界にも足を踏み出してみてください。