マーケ担当スキルを上げる!取得がおすすめの資格

マーケティングスキルを上げるために!

売り手市場にも関わらず、中小企業で働く方々は、人手不足という悩みを抱えているところも多く、良い人材を確保できないために様々な業務を兼務しながら、生産性向上のために少ない人材で多くの業務をこなしている会社も少なくありません。

そのため、本来の業務を行いながら、会社でWeb担当になったという人もいるのではないでしょうか。
そうなったとき、自らWebの勉強やマーケティングの勉強をしてスキル向上し、集客や認知を高めるために自己研鑽していることでしょう。

今回ご紹介するのは、そんな自己研鑽しているWebマーケ担当者の方に向けて、Webマーケティングを基礎から学ぶためには、資格取得を目指して学ぶことが早道になるということをご紹介していきます。

 

Webマーケティングを基礎から学ぶ

Webマーケティングの担当者になったとき、はじめに行うこととしては、引継ぎをした人がいれば、引き継ぎ内容をもとに社内のWeb運営に関する様々な業務を覚え、実践することをするでしょう。
引継ぎがなく、自ら何をすればよいのか、Web運営にはどのようなものが必要かを調べていく場合には、セミナーに参加したり、インターネットで情報を調べたり、本を購入したりと様々な方法で試行錯誤しながら進めるでしょう。

実践しながら学ぶことは、リアルな作業やリアルな課題にぶつかり、実践的なスキルを身に着けていくことが出来ますが、考え方や知識が偏ってしまい、全体的な戦略を立てる際に情報が少ないためやっていることが正しいのか間違っているのか判断できない状況になりかねません。

そこで、ご紹介したいのが、資格取得を目指しながらWebマーケティングのことを学ぶという方法です。
その理由は、どのような資格でも、資格を作った協会や事務局がその分野の知識や技術の全体像を把握し、資格のレベルを決めているため、初級レベルの資格を取得することで、その業界の基礎知識を学ぶことが出来るからです。

 

基礎を学ぶ重要性

どのようなことでも基礎を知るということは重要なことです。
野球でもサッカーでもバスケットボールでも、スポーツはみな基礎から学び、練習するように、Webやマーケティングのことも同じように基礎が重要です。

例えば、SEOのことを一つ例にしてみましょう。
会社で、SEO対策をしようと考え、実施している中で、SEOの知識だけが身に付いて実践をしていても、SEOに関連するLPOなどの知識がなければ、結果的にSEO対策にはならず、集客が出来たとしてもコンバージョンつまりお客様からの売り上げ獲得や見込み客獲得にはつながりません。

もっと言うと、本来はSEOの前に会社が持つWebの目的をしっかり把握し、ゴール設計や目標設定をしなければ、その目標に対して行うことや、重要視しなければいけないことなどが見えてきません。
それを無くして小手先のSEO対策などをしていても、結果には結びつかず、現場とWebマーケ担当者との間にも情報共有や目的意識の統一は図れないでしょう。

このように、Webマーケティングにおいても、基礎から学ばないことによって早道だと感じたとしても、結局は遠回りすることになり実践してきたことも間違った実践をする可能性があります。
そういった意味では、遠回りだと思っても、基礎から学ぶことでより良い結果を生みだす活動を行えるようになるでしょう。

 

独学でも資格取得はできる

資格取得を目指そうと思うと、学校に通ったり、通信教育を受けたりというのを思い浮かべる方もいると思いますが、学校に通ったり通信教育を受けなくても資格取得をすることはできます。
もちろん、資格取得が目的ではなく、最終的な目的はWebマーケ担当者として基礎的な知識を身に着け、実践に活かしていくことが重要なため、資格取得は通過点でしかありませんが、独学でも資格取得はできるようになっています。

資格の中には、講座も付いている資格があるため、資格取得と講座がセットになっているものを受験すれば、独学で勉強しなくても知識や技能を資格取得する過程で身に付けることが出来ます。

ただでさえ兼務をしていて忙しい中で学校に通ったり通信教育を受けたりするのは大変だと思います。
出来るだけお金をかけずに独学で勉強することがおすすめです。

 

Webマーケティングに資格は必要?

結論から申し上げると、Webマーケティングをする上で資格取得をする必要はありません。
Webマーケティングに必要なのは実践的なスキルと経験、知識です。
そのため、資格が無くてもWebマーケ担当になることはできますし、会社としても資格取得をしているというメリットはありません。

ただし、社外の方にお会いする際に、Webマーケティングの資格を保有していると、知識や技能があるということが証明できるため、自分の意見や考えを通しやすくなるでしょう。
そして、資格取得していることによって、「一般的にはこういう考えだ」ということが客観的意見として、自分の意見に繋げて説明が出来るため、説得力のある説明が出来るでしょう。

資格が無い人と、ある人の説得力の違い

資格取得をしている人が話すとなぜか説得力が生まれます。
名刺の肩書に「認定ウェブ解析士」と記載されているだけで、その分野の専門家であるということがイメージでいるのではないでしょうか。
実際、ウェブ解析士の資格が無くてもウェブ解析をすることはできるのですが、肩書というものに弱い人にとっては、解析士という名前がついているだけで実力も知らないのに素直に言われたことを実行する人もいるでしょう。

また、資格が無い人が専門的な話をしても、それが何の根拠があって話しているのか、思い付きなのか、どの範囲の知識を持って言っているのかがわからないため信ぴょう性に欠けることもあるでしょう。
例えば、「SEO対策をするべきです!」と資格が無い人が言っても当たり前のようにしか聞こえませんが、資格取得し、全体的な知識を身に着けた人が、「Webマーケティングを行う上では、SEMという施策を行う必要があり、SEMにはSEOとWeb広告があります、その上でまずは広告費をかけずにできるSEO対策からするべきです!」と言われた方が、説得力があります。

社外に向けてもアピールできる

ウェブ解析士やネットマーケティング検定など、資格保有を名刺やホームページ上でアピールすることによって会社の信頼が上がります。
そのため、会社としては自己研鑽で資格取得をしている人にはプラスのイメージを持つでしょう。
異業種交流会や社外の会合などで名刺を渡したときに、一般的にはWeb担当ということは肩書などでわかりますが、その名刺に認定資格の記載などがあると、「この会社はしっかりしているな」というイメージアップになります。本来は、会社の本業である仕事の資格や、専門知識に長けていることは当たり前ですが、それ以外の分野においても担当者レベルは資格を保有しているというところがアピールできれば、会社の教育や体制がしっかりしているということを印象付けることが出来ます。

 

Webマーケティングに関する資格にはどのようなものがあるのか

ここからは、Webマーケティングに関する資格についてご紹介していきます。
本来Webマーケティングはマーケティング分野のひとつのジャンルに過ぎません。
そのため、マーケティングという分野においては多くの考え方や資格があり、それらを学んでいくというのも一つの手です。

ここでは、Webマーケティングという分野に特化して、有名な資格をご紹介していきます。

解析士としても活躍できる「ウェブ解析士」

まずご紹介していくのは「ウェブ解析士」の資格です。
ウェブ解析士の情報についてまずは確認していきましょう。

●主催:一般社団法人ウェブ解析士協会
ウェブ解析士協会は、人材育成のための教育事業や調査研究及び情報提供事業などの活動を中心にしている団体で、ウェブ解析士という名前は、一般社団法人ウェブ解析士協会の登録商標となっています。

●資格の種類:ウェブ解析士・上級ウェブ解析士・ウェブ解析士マスター
ウェブ解析士の資格は、一般的な解析士としての知識を保有している「ウェブ解析士」、企業へのウェブ改善提案などを行う「上級ウェブ解析士」、それらを講師として人に教育をすることが出来る「ウェブ解析士マスター」の資格があります。

一般的な企業としてはウェブ解析士まで取得していれば良いと思いますが、例えばWeb制作会社に勤めたり、ウェブを含めた企業のコンサルタントをしたりするような業務を目指す場合には、上級ウェブ解析士を取得することが必要となります。
また、教育関係の会社に勤め、Webの講座やWeb解析の講座を開設したいと思っている企業の方は、ウェブ解析士マスターを取得すれば、この資格を取得するまでの講座を開設することが可能となります。

●難易度:難易度は低いと考えられる
ウェブ解析士の合格率は、累積受験者数が29,905名に対して20,920名が合格しており、合格率は70%。上級ウェブ解析士は累積受験者数が5,070名に対して4,076名と合格率は80%となっているため、一般的なウェブ解析士と上級ウェブ解析士は合格率が高いとみて良いでしょう。

一方、ウェブ解析士マスターは、累積受講者数が387名に対して182名と47%の合格率となっているため、マスターへの合格は比較的難しくなっております。
ただ、国家試験などと比べると合格率は比較的高く、難易度は低いと思ってよいのではないでしょうか。

●受験日:基本的には毎月
受験日は都道府県ごとに異なりますが、Web受験もできるため、毎月のように受験できる状況となっております。

●受験方法
受験方法は現在Web受験が基本となっており、家や会社のパソコンで受験することが可能となっています。

このように、ウェブ解析士は難易度が低くレベルごとに受験する種類も選択することが出来るため、比較的受験しやすい資格と言えるでしょう。

特に、上級ウェブ解析士は、比較的合格率も高いため、初めの「ウェブ解析士」のハードルを越えることが出来れば、上級まで一気に目指せる資格と思ってよいのではないでしょうか。
自社のWeb解析のみならず、他企業のWeb解析までできるのは、会社にとっても個人にとっても魅力的なものだと思います。

Web広告を学ぶなら「IMA検定」

IMA検定は、略語となっており、正式にはInternet Marketing Analyst(インターネットマーケティングアナリスト)という名称で、アナリストという称号を得ることが出来ます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

●主催:クラウドマネージメント協会
クラウドマネージメント協会とは、印刷会社や広告代理店などによって構成されている団体で、インターネットを利用した商品などの共同開発などをするために発足した協会となっています。
全国各地の印刷会社や広告代理店が会員として入っており、3,000社以上の会社のサポートをしています。

●資格の種類:Standardコース、Professionalコース
Standardコースは受験料が18,000円、Professionalコースは25,000円となっており、それぞれWebから受験することが出来ますが、現在Professionalコースは受験が出来ない状況となっています。
資格の内容としては、Web解析のようなものよりも、YahooリスティングやGoogleアドワーズ、facebook広告のようなインターネット広告に特化した知識や技能を学ぶものとなっております。
自社にWebサイトがあり、さらにインターネット広告を出稿している会社であれば、インターネット広告の効果的な出稿方法や、運用方法を学ぶ上では受験することがおすすめできます。

また、こちらの資格の特長としては、受験料だけではなく、この受験料の中にWeb講座の受講料も含まれており、インターネットによるオンライン講座を受けることが出来ます。
このオンライン講座を受けることで試験の合格率も上げることができ、かつ知識や技能を学ぶことが出来るので、インターネット広告の経験が無くても必要な知識を学ぶことが出来ます。

●難易度:受かりやすい
受験数や合格者数などが公表されていないため、合格率などを確認することはできませんが、IMA検定の特長として、講座を受講することが前提の試験となっているため、しっかりとオンライン講座を受講すれば不合格になることは少ないでしょう。
オンライン講座は何度も受講することが出来るため、繰り返し内容を把握し、自分の中で整理することが出来れば、正しい理解ができ、資格取得もすることが出来るでしょう。

●受験日:受講後
IMA検定の受験日は、IMA検定の各コースのオンライン講座を受講後に設定されます。
そのため、その受験日に向けてオンライン講座を受講するスケジュールを立て、しっかりと計画通りに受講することで合格率を上げることが出来るでしょう。

●受験方法:オンライン受験
受験方法はパソコンによるオンライン受験となります。
インターネット環境が安定している静かなところで受験すると良いでしょう。

このようにIMA検定はインターネット広告に特化した検定となるため、これからインターネット広告を実施する企業や、実施している企業に勤めている方にはおすすめです。

比較的受けやすい「ネットマーケティング検定」

最後にご紹介するのは、「ネットマーケティング検定」です。
ネットマーケティング検定について詳しく見ていきましょう。

●主催:サーティファイ
サーティファイという団体は、インターネットやマーケティングに関する資格のみならず、パソコン操作やWord・Excel、AccessといったOAソフト、IllustratorやPhotoshopといったDTPソフトについての資格をつくっている団体です。

●資格の種類:1つ
ネットマーケティング検定は資格の種類は1つとなっており、インターネットマーケティングに関する総論や各論、関係知識などの内容となっています。
全部で40問を80分で解いていく問題形式となっています。

●難易度:易しい
合格率は62%ほどとなっていますが、対象としてはWeb担当者やデザイナーなど幅広い対象としているため、一般的な考え方や関係知識が学べると思って良いでしょう。

●受験日:いつでも
基本的には受験日を設定して受験する形となり、いつでも受験することが出来ます。
勉強するスケジュールを立てて、目標日程を決めて受験すると良いでしょう。

●受験方法
地域ごとに開催場所が変わりますが、近くの受験会場で受験することになります。

 

まとめ

ここまで、マーケティング担当者として持っておくべきWebマーケティング資格についてご紹介してきました。
資格取得は必須ではないことと、資格取得をしていないからといって、Web解析や企業内提案が出来ないわけではありません。
ただし、自分の意見に対して何かのバックボーンがあった方が人に伝わりやすく、説得力のある言葉に変えることが出来ます。
そのためには、自ら資格取得をしてバックボーンを作った方が、自分の意見が通りやすく、自分自身に自信を持ってWebマーケティングを進めることが出来るでしょう。

資格取得することによってWebマーケティングの全体的な部分が理解でき、戦略を打ち立てることが出来るため、是非資格取得を目指してみてください。